包装実務ポケットブック<br> 機能性包装入門

包装実務ポケットブック
機能性包装入門

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ A5判/ページ数 214p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784526048937
  • NDC分類 675.18
  • Cコード C3050

出版社内容情報

は じ め に
 容器・包装に関する技術は,人類が生まれ,やがて集落を形成するようになった頃から暮らしの知恵として,生活の文化として長く育まれてきたものである.
 これらの材料には古くからもっぱら天然素材が用いられ,土器やかご,また俵,かます,和紙,つと,ざる,樽,桶などといった形で利用されてきたが,近代以降の科学技術の発達は人類がこれらの天然素材に代わる数多くの優れた包装材料を手に入れることを可能にした.実際,私たちの生活は大量生産,大量流通に向くこれらの材料の登場により飛躍的に向上したといっても過言ではない.
 こうした包装材料の発達を背景に,包装に要求される機能もますます高度かつ多岐にわたるようになった.従来からの包装の基本機能に加え,人々のライフスタイルの変化や高齢化,あるいは環境意識の高まりなどにマッチした,より生活者の立場にたった機能が求められるようになったのである.とくに食品・医薬品包装は,開けやすい,廃棄しやすい,安全性が高いなど環境や顧客満足をより一層加味し,単に内容物を保護する脇役としての包装から内容物と一体化したより付加価値の高いそれへと変貌しつつある.
 本書はとくに食品・医薬品といった生活者包装を中心に,こうした生活者のニーズや社会のニーズを満たす新しい技法・材料をその機能別に,どのような手法なのか,どのように採用するのかなど事例を用いてわかりやすく解説した入門書である.自社製品の包装を検討する際の手引きとして活用していただきたい.
 本書が読者諸兄に少しでもお役に立てれば監修者としてこの上もない喜びである.
 2002年2月 21世紀包装研究協会会長 新田 茂夫


<<目   次>>
はじめに  i
監修者および執筆者一覧  viii

第1章 機能性包装とは何か

内容説明

本書はとくに食品・医薬品といった生活者包装を中心に、生活者のニーズや社会のニーズを満たす新しい技法・材料をその機能別に、どのような手法なのか、どのように採用するのかなど事例を用いてわかりやすく解説した入門書である。

目次

第1章 機能性包装とは何か
第2章 バリア性包装技術
第3章 脱酸素・酸素吸収包装技術
第4章 鮮度保持包装技術
第5章 保香性包装技術
第6章 ヒートシール機能を付与させた包装技術
第7章 耐熱性包装技術
第8章 易開封性包装技術
第9章 環境対応型包装技術

著者等紹介

新田茂夫[ニッタシゲオ]
21世紀包装研究協会会長
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

最近チェックした商品