内容説明
いたずら好きのパッティが、得意の機転をきかせてくり広げる、ドタバタ大騒動!怒らせ、笑わせ、じーんとさせる、みずみずしい少女時代のきらめき―。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
おか
16
こちらは パッティが寄宿学校当時の本。処女作の前段階なのですが 不思議なことに この時代のパッティの方が落ち着いてる^_^ そして 思慮深い(決しておとなしくはないが 笑)より一層憎めない女の子、だから 今回は 私の頭の中で 目まぐるしく動いたり 早口で捲し立てるパッティとは ならなかった^_^ 20世紀初頭の女の子達の生活が 活き活きと描かれている。どちらかといえば この本の方がお薦めかも、、、^_^2016/09/06
フレフレ
7
主人公パッティのユーモア溢れる人間味は、古き良きアメリカ家庭の大らかさが育んだ清々しさに満ちていて、全寮制キャンパスで繰り広げられるエピソードは、規則や学業のすき間を突くスパイスのように刺激や娯楽性があり、これは100年以上も前の物語でも普遍的コメディの形として成立していると思います。作者が直後に執筆するあしながおじさんのプロトタイプと呼べる様な存在も見受けられ、スタイル自体が違っても匂いはしっかり同じものという印象も受けました。2024/11/15
Miki Shimizu
4
あしながオジサンがステキだったので、借りてみた。でもなー。なんか、パリピがいたずらやりすぎてる感。おちゃめっていうか、それはやりすぎちゃう?と、なんかしんどくなる。あんた楽しいかも知らんけど、相手はしんどいんちゃうん。みたいな。先生がいじめられる方にも理由があるとか言っちゃうのは、やっぱ時代かなー。2017/08/12
すばる
2
寄宿舎ものにハズレなし!読んでいてとても楽しかったです。後書きを読んで泣きそうになりました、少女小説は私の「マイディア」です。2016/03/24
イータン
2
この駄訳ではパッティを愛読書とする少女は生まれないのではないか、と心配。2009/11/18