内容説明
琉球が世界を駆け抜ける―二百年前の名著「琉球航海記」の足跡を辿る。
目次
1 英人キャプテン・バジル・ホール来琉二百周年
2 大英帝国の「琉球国礼賛」―十九世紀初頭の英文書評誌より
3 バジル・ホール略伝
4 大琉球島賛歌
5 琉球王国とイギリス
6 英艦長バジル・ホールとナポレオンの琉球談義始末
7 伊波普猷の「ナポレオンと琉球」
8 ホールの僚友クリフォード―琉球伝道史上の一先覚
9 ジョージ・H.カーの「英軍人来琉」記
10 講演 西洋人の心に届いた島人の志情、肝心
著者等紹介
山口栄鉄[ヤマグチエイテツ]
1938年沖縄県那覇市生まれ、在米。「欧文日本学・琉球学」の新分野を提唱し研究中。北京、上海、香港の東アジア文化交渉学会にてその理論と実践例を発表。プリンストン、スタンフォード、エール大学をへて、沖縄県立看護大学英語科教授を歴任。國學院大学文学博士。「バジル・ホール研究会」名誉会長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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