内容説明
性格・生活習慣・治療経過。患者さんを徹底分析!難聴・耳鳴り・めまいを訴える患者さんの多くが「周囲に理解してもらえない」「なかなか治らない」といった孤独で長期的な悩みを抱えています。病だけを診るのではなく、患者さん一人一人を人間丸ごと診てきて導いた治る患者さんの傾向と治療法。
目次
序章 治らない『難聴・耳鳴り・めまい』でお困りの方へ
第1章 これが『難聴・耳鳴り・めまい』診察の実情だ(「難聴・耳鳴り・めまい」の診察が好きな耳鼻科医は少ない;「難聴・耳鳴り・めまい」のつらさは理解してもらえない;病院と開業医の役割分担が進んできた ほか)
第2章 治る患者さんの共通点をさぐる(治る人は、「日々の生活習慣を大切にしている」;治る人は、「病気を治す主体は自分自身だと気づいている」;治る人は、「からだの不調に、こころが関係していることに気づいている」 ほか)
第3章 『難聴・耳鳴り・めまい』治る患者さんの治療法を知る(「漢方薬の効果」を知る;「全身疾患に伴う“めまい・ふらつき”があること」を知る;「補聴器の価値」を知る ほか)
著者等紹介
北西剛[キタニシツヨシ]
きたにし耳鼻咽喉科院長。医学博士。大阪府生まれ。1992年滋賀医科大学卒業。卒業後同大学耳鼻咽喉科学教室入局。病院勤務を経て、2005年きたにし耳鼻咽喉科開業。日本耳鼻咽喉科学会専門医。医学博士。開業後、西洋医学に加え、各種伝統医療・統合医療を学び、診療に活かしている。北海道から九州まで全国より患者からの相談・来院がある。日本アーユルヴェーダ学会理事長・日本胎盤臨床医学会理事・日本東方医学会理事・日本ホロス臨床統合医療機構理事などを兼務。日本統合医療学会認定医・日本ホメオパシー医学会認定医・森林セラピストなど数多くの資格を持つ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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