内容説明
私達社会では、誰もが「常識」を持つ。常識を持たない人間は皆無といってもいい。それ故、常識は私達社会で現実味を帯び、社会事実となる。だが、社会事実は単なる事実に過ぎない。事実と真実は違う。常識は、社会事実となるが真実とはならない。私達は、長い間事実と真実との違いに気付けなかった。私達が現在持っている常識は、実はほとんどが真実ではなかった。そこで本書は、常識の間違いを明らかにする。
目次
第1章 地球物質社会意識
第2章 物質社会と物質人間
第3章 「自由」と「向上」
第4章 二重構造
第5章 人間の死