出版社内容情報
昭和37年からペガサスクラブを立ち上げ以来一貫して日本のチェーンストアの育成指導に従事してきた渥美俊一によるセミナーの講義記録。渥美理論の形成過程を知る上で貴重な資料となる。チェーンストア関係者必読の書。
【著者紹介】
読売新聞記者を経て,昭和37年ダイエーの中内功,イトーヨーカドーの伊藤雅俊,イオンの岡田卓也らとチェーンストア研究団体「ペガサスクラブ」を設立。日本のチェーンストア育成指導に尽力する。2010年7月83歳で逝去。本書は,渥美氏の最後の著書といえる。
目次
第1章 ペガサスクラブの成立とJRC活動の変化
第2章 スーパー経営における今年の緊急課題
第3章 専門店チェーン化の問題点
第4章 マス・マーチャンダイジングの理論と実際
第5章 1970年代の出店と店舗設計対策
第6章 店舗オペレーションとは何か
第7章 欧米大チェーンのストア・ブランド政策
第8章 チェーンストアのマス・マーチャンダイジング
第9章 1980年代にいかなるチェーン専業業態を選ぶべきか
第10章 特別寄稿 渥美先生との出会い
著者等紹介
渥美俊一[アツミシュンイチ]
日本リテイリングセンター・チーフコンサルタント。チェーンストア産業づくりの研究団体ペガサスクラブ主宰。1926年(大正15年)生まれ。旧制津中学から旧制官立第一高等学校を経て、1952年東京大学法学部卒業。同年読売新聞社に入社。横浜支局で経済事件担当記者、経営技術担当記者を経て、1958年~1967年まで東京本社で「商店のページ」担当主任記者。1963年チェーンストア経営専門コンサルタント機関として日本リテイリングセンターを設立
矢作敏行[ヤハギトシユキ]
法政大学経営学部教授、同大学イノベーション・マネジメント研究センター所員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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