感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
えびちり
5
賢者を装い、それっぽいことをのたまって日銭を稼ぐ詐欺師のサイアム。世界に知られる最高の賢者の称号をもつグラン・ローヴァのじーさんとの出会いによって、さまざまな出来事に遭遇し、ゆっくりと変わっていくという物語。もう、大好き。何度も読み返しては、イリューシアやサイアム、デシ&ダシの行く末に思いを巡らせています。妖魔たちは恐ろしいのではなく、ただ純粋なんだという描写が切なくていとおしい。ちっぽけな詐欺師だったサイアムが世界の深淵に触れて思い悩む過程も、すべての登場人物たちの苦悩も瑞々しくて人間臭いです。2016/09/30
柊龍司@中四国読メの会&読メ旅&読食コミュ参加中
5
やっと見つけた。妖魔の姿と精神のギャップ。物語の展開はファンタジーの王道ですね。ファンタジーが好きな人は読むべしの作品、賢者の造形が大好き2011/03/15
つかさ
2
デシダシが切ない。2015/04/25
soundsea
2
再読。やっとみつけたので……//このあとに対する布石が山のようにちりばめられてる話だよね……デシダシの話とかこんな短かったっけ……?2011/01/04
煮
1
誰かとわかり合うというのは、必ずしも本当に誰かのことを理解出来る訳ではなくて、寄り添うだけしか出来ない事も多いけれども、それでも寄り添う事も大事だなどと、このお話を読んでいて感じた。
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