感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
さくりや
18
犬士烈伝編と、ヽ大の回想形式で語られる伏姫物語編……で良いはず。原作だと義実の落城〜伏姫の自害が第一部の扱いなんだよな、確か。玉梓の作画が気合い入っているう！信乃、現八、小文吾の3人でいるとそれぞれのキャラが立って良い。現代で喩えると現八はブラック企業に揉まれた会社員、小文吾は家業を継いで丸くなった元ヤンといったところかな？人を疑うことを知らないピュアな信乃がピュアなまま成長していくのが犬士烈伝編の面白いところなので、やっぱり主人公は信乃でないといけない。今後も楽しみ2024/07/06
あつ子🐈⬛
6
伏姫の子ら、里見の犬士たちが続々と集結。結城合戦に端を発する妖婦玉梓の呪いに苦しめられ続ける第二巻です。主人を誤って手にかけた杣木朴平の子孫、房八の死に様に泣かされた。わざと嫌な奴になって先祖の罪を雪ぐ…「母さん 俺はいつか小文吾の為に命を捨てるつもりだよ」「いなくなってすっきりするってくらい いやな奴でちょうどいいんだよ でもちょっと残念だな 真友ってやつにもなってみたかったかな」…そんなことせんでもええ…そんなことせんでもええんやで(泣) 村雨丸の行方も浜路の最期も、まだ信乃は知らない─。次巻へ。2023/11/10
さくりや
4
夜と火の丸塚山、昼と水の芳流閣の対比がかっこいい。仲間も増えて賑やかになったこと。現八の頼れる兄貴感のせいで信乃がガチのぽんこつに見える笑。そしてもしもシリーズの道節と毛野の扱いにうける。2017/04/08
久美
2
いざ芳流閣！大人になって碧也八犬伝の現八の格好良さが分かるようになったぞ……いい台詞が多いなぁ。個人的に古那屋のくだりは八犬伝で最も「現代人感覚からすると理解しにくい」部分なんだけど、このあたりは練りに練られた展開だなぁとは思う。女子供に酷いのはまぁ江戸時代だから……でもお婆ちゃんが活躍するのは馬琴さまの趣味なのかしら。2019/03/20
nyan
2
忠義や信念のために命を捨てる時代なんだよなと気持ちが熱くなる。八犬士のためにどれだけの人が陰ながら命懸けで活躍していることか。時代ものならではの良さです。2010/04/27
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