感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
詩歌
8
三次元での顔はインスマス(笑)、のふぉん。その次元で祈りは物理的存在。死に至るまでの一瞬に何を願う? 復讐、幸福、死にたくないという叫び。ろくに植物も育たない惑星で、ふぉんは死者の記憶と生者の祈りで惑星を育てた。しかし戦争が生んだ怨みと憎悪は、ふぉんの卵を腐らせる。惑星改造の道は動き出し、アリスの呪縛も受容と許しへと変化してほっとする。1巻でリンのお土産に入っていたセーラー、まさかロイが着るとは思わなかった(笑)2014/10/08
はなはな
4
一人の少年を好きで全てを知りたいという欲求で惑星一つを壊滅させかける少女の想いの暴走っぷりがすごい最終巻。今までの2巻に登場した人物たちとエピソードが収れんされる展開は見事です。明智さんの描くキャラクターは絶望と希望の間を振り子のように動くタイプが多いと思ってますが、特にSF作品では絶望の深さが強烈でその分だけ真っ暗な状況から突き抜けっぷりもすさまじいですが、この作品もまさにそうでした2014/05/17
かっぱ
0
ひとつのボスト・ヒューマニティとして読んでみる。2013/10/16
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