出版社内容情報
19世紀ヨーロッパ「伝説の悪女」の物語
1821年、イギリスの平凡な家庭に育ったローラ・モンテスは、17歳のとき、母親が金目当てであてがった老紳士との結婚が嫌で逃げ出してしまう。その後ローラは、その類い希なる美貌と、スペインで学んだ妖艶な「スパイダー・ダンス」で、次々と著名で資産家の男を魅了し、その男たちを利用し、踏み台にしてのしあがっていく。
作曲家フランツ・リストの計らいで、パリ・オペラ座デビュー。作家のデュマは、『三銃士』をミュージカルにしてローラに演じさせる。そして、ついには、ドイツ・バイエルン国王ルートヴィヒ1世の愛人になり、政治にまで口を出すようになる、。しかし、バイエルン市民、学生の怒りは頂点に達し、ローラは失脚する……。
ミリオンセラー「本当は恐ろしいグリム童話」をはじめ、歴史の裏面に隠された知られざるエピソードを様々な形で紹介してきた桐生操が、ローラの波瀾万丈人生をドラマティックに描いた書き下ろし小説!
【編集担当からのおすすめ情報】
ローラ・モンテスは、ヨーロッパでは「伝説の悪女」として有名ですが、日本ではこれまでほとんど紹介されてきませんでした。
歴史上の悪女を描いたら右に出るものはいない桐生操氏が、ローラの波瀾万丈人生を描く、渾身の書き下ろし小説です。
黒木メイサ主演の舞台「VAMP 魔性のダンサー ローラ・モンテス」の原作。
内容説明
19世紀ヨーロッパに実在した「伝説の悪女」の物語。
著者等紹介
桐生操[キリュウミサオ]
パリ大学、リヨン大学にてフランス文学と歴史を専攻。帰国後、執筆活動を開始。歴史の裏側に隠された知られざるエピソードや、人物評伝をさまざまな形で紹介している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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