感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
詩歌
10
「守りたい、壊したい、大切なあなた。私の全てを読み取って!」アリスの悲痛な叫び。生臭く重たい話も明智さんが描くとヘンテコ哲学になってしまう、そこが魅力。IQ低い振りして、ゲイのヤクザの愛人をしている天才児ヒトリ。外見は子供でも、無邪気な振りしてヒトリのDTを奪う少女リン。干し柿の様の外見の爺様は、半径数キロ圏内の電波を捕まえる事が出来る接触テレパス。外見に騙されてはいけない。ヤクザのトップ以外はプロフィールを偽っている。2014/10/08
はなはな
6
数年振りで再読。様々な事情を抱えて素性を隠した人物が戦争により荒廃した惑星に集まり、惑星再生をするはなし。1巻は天才児のクローンと、双子の超能力者の二組が描かれます。正直かなりグロいし、キャラの負う心身の傷は重くて痛々しいけれど、希望や可能性がどこかに感じられ、作者が悲劇性に浸りきっていないで笑いというクッションを作っているから読み通せるのかな。後者はのめり込めなくするからダメという批判もでるかも?私は好きなんですが、そういう照れみたいなノリは。2014/05/17
まにえら
0
★★★★★