命とられるわけじゃない

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  • サイズ 46判/ページ数 232p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784834253450
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C0095

出版社内容情報

村山由佳の猫エッセイ、待望の新刊!
『猫がいなけりゃ息もできない』で愛猫〈もみじ〉を看取ってから1年。
平成最後の春におきた奇跡的な出会いのドラマと、50代からの幸せの形に胸がふるえる。

【内容】
父、愛猫に続いて、確執の深かった母を亡くした著者。その母の葬儀で、1匹の猫と出会う。小さなその猫が、止まっていた時間をふたたび動かし……。

「〈後悔〉と〈愛惜〉とは別のものだ」
「愛情は、限られた食糧ではない」
「冷静に考えれば、年を重ねてから楽になったことのほうがずっと多い」
「譲れないことも、許せないことも、人生に一つか二つあれば充分」
「どれほどしんどく思えても、生きてゆく途上で起こるたいていのことは、そう――とりあえず、〈命とられるわけじゃない〉のだ」

など、経験からつむぎだされた優しい箴言も随所に光る。今がしんどい人、老いゆく心身に向き合う人、大切なものを失った人、親との関係に悩む人、そして猫を愛するすべての人に贈る1冊。

愛らしい猫たちや美しい軽井沢の写真を、カラー口絵と本文にたっぷり収録。
味わい深い著者直筆コメントも必見!

著者:村山由佳(むらやま・ゆか)
1964年東京都生まれ。立教大学卒業。 93年『天使の卵─エンジェルス・エッグ─』で小説すばる新人賞を受賞しデビュー。2003年『星々の舟』で直木賞を受賞。09年『ダブル・ファンタジー』で中央公論文芸賞、島清恋愛文学賞、柴田錬三郎賞を受賞。『ミルク・アンド・ハニー』『猫がいなけりゃ息もできない』『もみじの言いぶん』『晴れときどき猫背 そして、もみじへ』『風よ あらしよ』など著書多数。

内容説明

『猫がいなけりゃ息もできない』の愛猫“もみじ”を看取ってから一年後の春。確執の深かった母を亡くした著者は、母の葬儀で一匹の猫と出会う。その小さな猫が、止まっていた時間をふたたび動かして…。

目次

1 雪も桜も舞い落ちて(心の穴ぼこ;長い散歩 ほか)
2 別れが出会いを連れてくる(再会;もの言う瞳 ほか)
3 偶然という名の(説明のつかないこと;“後悔”と“愛惜” ほか)
4 人の子のかわりでなく(令和最初の日;難産 ほか)
5 愛を注ぐ器(「ま、ええではナイカ」;生きものとの契約 ほか)

著者等紹介

村山由佳[ムラヤマユカ]
1964年東京都生まれ。立教大学卒業。93年『天使の卵―エンジェルス・エッグ―』で小説すばる新人賞を受賞しデビュー。2003年『星々の舟』で直木賞、09年『ダブル・ファンタジー』で中央公論文芸賞、島清恋愛文学賞、柴田錬三郎賞、21年『風よ あらしよ』で吉川英治文学賞を受賞。著書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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starbro

246
村山 由佳は、新作をコンスタントに読んでいる作家です。私小説的猫エッセイ、最新作を読みました。著者は溺愛する猫たちのために小説を書き、稼いでいるようです(笑) 著者は作家の割に、猫のネーミングセンスがない気がするにゃあ(=^・・^=) https://hb.homesha.jp/inochi/2021/05/12

みかん🍊

113
2年前に父親を亡くし去年愛猫もみじを見送りそして今年母親の葬儀の時シャム系猫に出会った、最初から異常に懐き、後を付いて家までやってくる、外猫がこんな態度をとるとは驚き、これはもみじが毛皮を着替えてやって来たとしか思えない、1歳にもならない子猫なのにすでに懐妊していたお絹はきっとこの人なら助けてくれると信じていたのだろう運命に導かれるように村山家にやってきて難産の末2匹の子猫を生み7匹の大家族になった、猫を飼うというのは一生最後までお世話をするという命の契約、絶対途中解約など出来ない。2021/06/02

Ikutan

90
どれほどしんどく思えても、生きてゆく途中で起こるたいていのことは、とりあえず、『命とられるわけじゃない』今回のタイトルはお父様が遺した言葉だそう。お父様が亡くなり、翌年にあの最愛の〈もみじ〉を看取って心にポッカリ穴が開いてしまった村山さんが、一年後お母様の葬儀で一匹の猫『お絹』に出会った。今回は、妊娠中のお絹ちゃんとの運命の出会いや村山家にやって来た彼女の様子、たいへんだった出産のことなど盛り沢山の内容。背の君の存在感も大きくなり幸せそうで何より。猫愛溢れる沢山の写真や最後の"銀次の言い分″に癒された~。2021/05/16

nyaoko

68
愛猫もみじとの別れから1年、Twitterで時々追っていたのでその後の事は何となく覚えているけど、こうして本になって読み返すと色々な事を思い出して、そしてやっぱり涙が滲む。村山さんのお母さんの事、もみじの事、我が家の猫の事、昔から私を悩ませる母の事。人よりも短い猫の一生は、人以上に深い生き様を見せつけて、それはそれは可愛いくて愛おしい。辛くてもしんどくても、猫がいれば大丈夫。きっと大丈夫。命とられるわけじゃない。2021/12/01

ぶんこ

66
色々な思いのある母親を看取った日、村山さんの後を追って懐いてくる妊娠中の猫に出会います。こんなに懐いてこられたら離すことは出来ない。最愛のもみじちゃんんを亡くしてから1年後のこと。もみじちゃんの生まれ変わりかもしれません。男運の悪かった村山さんが、やっと自分をさらけ出して甘えられる人(従兄弟)と穏やかな暮らしをおくっている軽井沢ですが、鴨川での生活(人ではなく動物、植物、自然)を懐かしみ、鴨川での軽井沢での人と動物との生活を夢見るのが切ない。それでも「背の君」と籍も入れて安定しているのが嬉しい。2022/03/12

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