真宗文庫
親鸞の教化―和語聖教の世界

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  • サイズ A6判/ページ数 295p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784834105629
  • NDC分類 188.71
  • Cコード C0115

内容説明

如来の教化にあずかった身として、人々にそれをどう伝えるかが親鸞の課題であった。教義理解のための『唯信鈔文意』や『一念多念文意』、仏法讃嘆の心をうたった『三帖和讃』、また帰洛後、関東の弟子たちに宛てた消息等、和語によって綴られた文章からは、日々教えに立ち帰り聞思に生きた親鸞の姿が浮かび上がってくる。

目次

序章 親鸞にとっての教化(仏の教化と衆生の聞思;教えを聞く者として生きた親鸞 ほか)
第1章 和文撰述の位置(親鸞の著述概観;和文著作の特徴 ほか)
第2章 二つの「文意」(聖教書写と文意の製作;聖覚と『唯信鈔』 ほか)
第3章 「和讃」のこころ(和讃の製作;三帖和讃の成立 ほか)
第4章 「消息」に見える門弟との関わり(各消息集の性格;消息と法語 ほか)

著者等紹介

一楽真[イチラクマコト]
1957(昭和32)年生まれ。大谷大学卒。現在、大谷大学教授。専門は真宗学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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鹿野苑

1
 一楽師の本は初心者にもわかりやすい印象なので期待通り、和語聖教についての概略に合わせて真宗の肝要、親鸞像に迫るところも含めて盛りだくさんに濃い内容だった。最後に「往生がいつ定まるか」という問題についても自分も素直に親鸞聖人が書かれたことを読んだらそうだよなというまとめをされていてすごくよかった。  2023/07/29

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