出版社内容情報
子どもたちは、毎日ステキな発見をしています。そんな時、必ず言うのは「みてみて!」。周りの人とその驚きや喜びを共有したいからだと思います。おもしろいもの、不思議なもの、小さいもの、きれいなもの、ビックリするもの。見つけるものには、子どもの個性が表れます。子どもの手が語るセンス・オブ・ワンダーの写真絵本。
【目次】
内容説明
森のガイド 小西貴士が、子どもたちの「みてみて!」の声に、シャッターを切りつづけた日々。子どもたちの手から、喜びが伝わってきます。
著者等紹介
小西貴士[コニシタカシ]
1974年京都府生まれ。森の案内人であり写真家。保育者の学び場「ぐうたら村」共同代表。2000年より八ヶ岳南麓、標高1,300mの森と渓谷を庭として撮影や環境教育の活動を行う。子どもを含む「いのちを巡るうまく言葉にならないこと」をテーマに撮り続け、写真やことばを雑誌などで発表するかたわら、各地でスライドショーや写真展を開催している
谷川俊太郎[タニカワシュンタロウ]
1931‐2024。東京生まれ。詩人(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
けんとまん1007
42
楽しい!子どもたちの声が聴こえてくる。子どもたちの息づきが伝わってくる。子どもたちの顔が目に浮かぶ。こちらまで笑顔になっていまう。そんなのが丸ごと詰まった1冊。谷川俊太郎さんの最初の言葉のとおり「この写真にはことばはいらない」。こんなふうな、この星「地球」を残したい。2025/10/25
seacalf
33
これはアイディア!実際に森や野に繰り出さなくても家の中で子供に自然界の小さな生き物達や事象を見せてあげられる。てんとう虫やシャクトリムシなんかは身近な存在かもしれないけれど、カエルの卵や大きな霜柱はなかなか難しい。それがあたかも自分の手のひらに乗せているかのように子供に見せてあげられるのだから素晴らし過ぎる。ページを開く度に「これは?これは?」と指差し尋ねてきて可愛らしい。やまぶとうのつるだよ、アケビだよなどと教え伝えるとちゃんとおうむ返しをして一生懸命覚えようとしている。ああ、なんて幸せなひととき。2025/10/19
ゆりこ
12
図書館本。写真のみで進んでいく自然絵本(最後に谷川俊太郎さんの詩あり)。真っ黒な手、昆虫、卵やシカの骨など迫力がある写真がとにかくすごい!娘も「これ面白いよ」と言いながら読んでいた。こんなに自然に触れて育つ子ども達もいるのだな。2025/10/13
絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく
7
写真絵本。 「この写真に ことばは いらないね」という谷川俊太郎さんの言葉。読み進めていくと言葉はない。最後に谷川俊太郎さんの詩『みてみて』。こどもたちの「みてみて」に、いつも応えられる大人でいたい。2025/08/07
mntmt
4
大きなしもばしら!!2025/08/08




