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出版社内容情報
《未知のものへの恐れとは、子どもにとって世界に覚える「感動」の一種なのかもしれません――井上雅彦》子どものための本格的なホラーアンソロジーを刊行します。様々なジャンルで活躍する人気作家たちが、子どもたちを本気で怖がらせようと集結。9人の作家による「恐怖」を体験してみてください。全作書き下ろし。(執筆陣)宮部みゆき・芦沢央・井上雅彦・宇佐美まこと・太田忠司・加門七海・黒史郎・澤村伊智・斜線堂有紀
内容説明
ここを訪ねていらしたということは―あなたは「こわい話」を求めておられたということですね。…それも、あなたを心底、震えあがらせるような「こわい話」を。鬼のワタ抜き、知らない空き地、床に置かれたコップ、あふれだす色、透ける身体、鏡の迷路、逃れられない「責任」、小さな古い神社、大好きなぬいぐるみ。それでは―こわい話の時間です。書き下ろし九つの短編集。
著者等紹介
芦沢央[アシザワヨウ]
2012年『罪の余白』で野性時代フロンティア文学賞を受賞しデビュー。2018年『火のないところに煙は』で静岡書店大賞、『夜の道標』で第七六回日本推理作家協会賞(長編および連作短編集部門)
井上雅彦[イノウエマサヒコ]
1960年、東京都生まれ。1983年「よけいなものが」で星新一ショートショートコンテスト優秀作を受賞しデビュー。自ら企画したオリジナル・アンソロジー《異形コレクション》の監修で、1998年に第一九回日本SF大賞特別賞を受賞
宇佐美まこと[ウサミマコト]
1957年、愛媛県生まれ。「るんびにの子供」で第一回『幽』怪談文学賞(短編部門)大賞、『愚者の毒』で第七〇回日本推理作家協会賞(長編及び連作短編集部門)受賞
太田忠司[オオタタダシ]
1959年、愛知県生まれ。1981年「帰郷」で星新一ショートショートコンテスト優秀作を受賞。2004年『黄金蝶ひとり』でうつのみやこども賞受賞
加門七海[カモンナナミ]
1992年『人丸調伏令』でデビュー
黒史郎[クロシロウ]
1974年、神奈川県生まれ。2006年「夜は一緒に散歩しよ」で第1回『幽』怪談文学賞・長編部門大賞を受賞、同作でデビュー
澤村伊智[サワムライチ]
1979年、大阪府生まれ。2015年『ぼぎわんが、来る』(受賞時の題名は「ぼぎわん」)で第22回ホラー小説大賞を受賞しデビュー。2019年「学校は死の匂い」(『などらきの首』収録)で第72回日本推理作家協会賞(短編部門)受賞
斜線堂有紀[シャセンドウユウキ]
1993年、秋田県生まれ。2016年『キネマ探偵カレイドミステリー』で第23回電撃小説大賞メディアワークス文庫賞を受賞してデビュー
宮部みゆき【著】[ミヤベミユキ]
1960年、東京生まれ。『火車』で第6回山本周五郎賞、『理由』で第120回直木賞、『名もなき毒』で第41回吉田英治文学賞
鈴木小波[スズキサナミ]
漫画家・イラストレーター。2002年「週刊少年サンデー超」にて『なりきりドキホーテン』で漫画家デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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椎名
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