出版社内容情報
こうたくんとおじいちゃんは、ふたりで旅行にいきます。駅弁をもって電車に乗りこみ、着いたところは、山あいの旅館。湖でボートに乗ったあとは、大浴場で背中を流しあい、卓球で真剣勝負。夕食では、ジュースとビールで「かんぱーい!」。ところが夜、こうたくんは、ホームシックになってしまいます。すると、おじいちゃんは…… 産経児童出版文化賞美術賞受賞作家がユニークな構図でえがく、孫と祖父、はじめての「冒険」旅行。
内容説明
こうたくんとおじいちゃんは、これからふたりでりょこうにでかけます。読んであげるなら5才から、自分で読むなら小学校初級から。
著者等紹介
麻生知子[アソウトモコ]
1982年、埼玉県生まれ。画家、絵本作家。2008年より、友人の画家・武内明子とともに、日本全国を旅して作品の題材と展示場所を探し、制作し、その土地で発表する《ワタリドリ計画》の活動をおこなっている。また、神奈川県藤沢市で、山内龍雄芸術館を運営している。絵本作品に、『なつやすみ』(産経児童出版文化賞美術賞受賞、福音館書店)などがある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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starbro
131
麻生 知子、3作目、シリーズ第三弾です。 今回は、懐かしい昭和の祖父と孫の二人旅、家族旅行の風景・俯瞰図でした。 https://www.fukuinkan.co.jp/blog/detail?id=8592025/05/22
退院した雨巫女。
10
《本屋》旅に行けない私には、旅気分を、味わえた絵本。楽しそう。2025/05/23
いまちゃん
5
おじいちゃんと孫の男2人旅。電車に乗って鄙びた旅館へ。俯瞰した絵で描かれているので電車や旅館の景色がよくわかる。しかし、じいちゃん。孫が寝てるからって、何も言わずに朝風呂行っちゃうの無しだぞ!こうして、迷子になったり、亡くなっちゃう子がいるかと思うとスーっと冷たいものが走りました。別の意味で怖い絵本でした。2025/05/26
niaomi
5
おじいちゃんとお孫さんとの旅行の絵本。なんとも絵が素敵。旅館の全体図にワクワクした。2025/05/16
ganesha
4
楽しみにしていたこうたくんの3冊目はおじいちゃんとの温泉旅行。電車のボックスシートに湖のボート、広間での豪華な夕食など、俯瞰で描かれた懐かしい風景を味わいつつ読了。各地のお土産オマージュに例のアイスと今回も細部まで楽しんだ。2025/05/26