出版社内容情報
春夏秋冬、わたしたちはいろいろな風に吹かれながら生きています。たこ揚げや風車など、風の力を利用しているものもたくさんあります。いったい風はどうやって吹いているのでしょう。どこから来てどこへ行くのでしょう。風を生み出すのは、つめたい空気とあたたかい空気のながれです。小さなそよ風も、大きな台風も、基本のしくみはおなじなのです。地球上のさまざまな風の動きをひもといていきます。
著者等紹介
吉野正敏[ヨシノマサトシ]
1928~2017。東京都に生まれる。東京文理科大学地学科卒業。理学博士
夏目義一[ナツメヨシカズ]
1954年、神奈川県に生まれる。日本大学芸術学部卒業。動物画を中心に、ナチュラルアート全域を制作テーマとする(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
明るい表通りで🎶
41
風は、地球上の生き物にとって、かけがえのない、どうしても必要なもの。赤道付近の熱を、貿易風、偏西風、極編東風とリレーされ、地球全体に行き渡らせている。ジェット気流も。富山県八尾の「風の盆」。風をまつる行事として、風の神おくりと、先祖の霊を供養する盆踊りがいっしょになったお祭り。2025/05/12
kawa
28
風によって、赤道付近の太陽から受けた熱が地球全体をおおい、私たちの場所を住みやすいところに変えていると言う。かけがのない、どうしても必要な風について考える。早朝から雨で日課の散歩が出来ないとき、ゆったりコーヒーを飲みながら眺めるのに最適書。(図書館新刊書コーナーから、小学生中級向き)2025/06/03
mntmt
3
いつも不思議に思ってたことなので読んでみた。少しわかった。2025/06/14
サト
2
風、雲、台風の作られ方について。 赤道の熱がそのまま止まっていたら熱くて住めず、他の地域は寒冷化してしまう。 熱が移動することで地球全体がほどよく暖かく、冷めることができ、人が住める星になっています。 台風・ハリケーンの被害は昔からありますが、その仕組みから風の恵みを感じることができます2025/06/20
kokotwin
0
風について身近に感じることから地球規模のことまでわかりやすく書かれている。風ってやっぱり必要なんだなぁ2025/06/04
-
- 和書
- あ、アイデア「ハッケン」