出版社内容情報
今日はみんなでお花見に行く日。きつねのきっこはお弁当をつくり、いたちのちいとにいと一緒に、ふくろうのろくすけを誘いに出かけます。しかしろくすけは、お母さんが山菜採りに出かけ、留守番をしているうりぼうたちの子守りで大忙し。そこできっこは、うりぼうたちも連れてお花見に出かけることにしました。大きな桜の下に着いて、みんなで食べるお弁当の美味しそうなこと! お花見の季節に、ぜひお子さんとお楽しみください。
内容説明
今日はお花見。きつねのきっこはお弁当を作り、ふくろうのろくすけを誘います。しかしろくすけはうりぼうの子守りをしていて…。読んであげるなら、5才から。自分で読むなら、小学校初級むき。
著者等紹介
こいでやすこ[コイデヤスコ]
1938~2010。福島県生まれ。桑沢デザイン研究所卒業。絵本に『とんとん とめてくださいな』(1986年オランダの絵本賞、銀の石筆賞受賞)などがある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ヒラP@ehon.gohon
19
やんちゃなうりぼうも仲間に入れて、楽しいお花見の光景です。 満開の桜が桜のシーズンにピッタリ。 描きこまれているいろいろなお花見風景も楽しみました。ちびっこたちの集まるおはなし会で、読み聞かせしたいと思います。2025/03/16
ヒラP@ehon.gohon
12
C事業所で読み聞かせしました。2025/03/17
絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく
9
こどものとも 2007年 4月号にて読了。きつねのきっこがみんなを誘ってお花見に。満開の桜の下で…あぁのんびりしたいなぁ。2025/01/14
そらこ
5
「きつねのきっこのおはなし」シリーズ。きっこがイタチのちいとにい、フクロウのろくすけ、うりぼうたちと花咲山へおはなみにいく。うりぼうたちがはしゃぎ回ったり、ぐずったり、先客がいて場所を変更したり、いろいろありながらお弁当を食べて遊んで帰ってくる。他愛のないお話だけれど、あたたかさに包まれた安定感がある。何より絵が美しい。桜、モクレンやユキヤナギ、野に咲くたんぽぽ、スミレ、れんげ、菜の花などなど、春爛漫だ。そしてもちろんお弁当。おにぎり、のりまき、いなりずし、サンドイッチなどなど。読み聞かせ7分くらい。2025/04/03
たくさん
3
座敷広げて傘の下であてもなくお花見を楽しむ雰囲気って本を読んで体験しなくても各人いろいろな想いが湧いてくる春の行事です。自分たちの仲間を集めて役割を決めて一体になって桜の世界をこれから楽しむんだっていう準備と楽しむ最中、そしてひもでんしゃで家まで帰ってくる帰り道まで楽しい。そういう感覚がとてもいい季節だな、いい季節にしたいなという本です。2025/03/02