出版社内容情報
小さな家にえんどうまめばあさんと、そらまめじいさんが仲良く暮らしています。二人ともそれは働き者なのですが、ひとつだけ困ったところがあります。何かをやっている途中でも、他にしたいことを見つけると、すぐにやらないと気が済まないのです。やっていることをほったらかして、次々新しいことを始める二人の顛末をユーモラスに描きます。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
旅するランナー
225
絵本原画展@銀座教文館ナルニアホールにて。働き者だけど、ちょっと天然気味のおばあさんとおじいさんが愛くるしい。とっても仲がいいお二人に、思わず微笑んでしまいます。作者降谷さんはスロバキア在住とのことで、東欧風な味わいを感じます。2022/05/04
yomineko@ヴィタリにゃん
55
忙し過ぎる老夫婦!黒い犬と三毛猫を飼っている🐈🐈🐈🐈🐶🐶🐶🐶やる事があるのに、途中で違うやる事を見つけると先にやる事を忘れてそっちを優先してしまう。あ~ありますよね~😊とってもほほえましいお話。3羽のうさぎさん、えんどうまめばあさんに抱かれている姿がとっても可愛かったです🐇🐇🐇2025/01/25
ベーグルグル (感想、本登録のみ)
55
働きものの二人。最初に何かをしていても、途中でやりたい事が見つかるとすぐやらないと気がすまない。昔も私はそうだったけれど、中途半端の方が後まで長引くことを学んでからは、優先順位に影響なければ一つずつ終わらせるようにしている。寝る前に「今日もよく働いた」って思えるのがいいですね。暇すぎるよりも忙しい方がそう思えるし、熟睡も出来る。やっぱりバリバリと動くのがいいですね。住んでいる家が理想的だったので、読後は裏表紙を時間かけて堪能した。2022/08/18
榊原 香織
53
老夫婦2人の楽しい生活・・どちらかが認知症になったら、とかそこはかとなく哀愁感じる私は心配性?2024/03/17
がらくたどん
53
松岡さんの遺した原案を盟友降矢さんが仕上げた絵本。エンドウ豆ばあさんとソラマメじいさん、仲良しの働き者だけど、ちょっと忘れんぼ。「あれ!」って思うと今やろうとしていたことをスポンと忘れて、ほらほら家中やりかけの中途半端の忘れんぼ。しばらくしてから「そうだった、そうだった」と思い出し、いそいそせっせと忙しい。ちっちゃな子供は大抵そう。いっぱい生きた爺と婆も多分そう。あんまり「効率、効率」言われるとうっかりしちゃうけど「『暮らす』という事が大事。いそがしく、たのしくね」「はい!」と元気にお返事しそうになったよ2022/04/17