感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
KAZOO
101
このような月刊誌が50年前からづっと続いて出版されているのですね。幼稚園から小学校低学年までを対象としていますがこの表紙を見ているだけで私も読みたくなります。私が子供の頃にあったらという気がしました。絵を書かれている加古里子、安野光雅、五味太郎、谷川俊太郎さんなども小文を書かれています。図書館で読んでみようかと思っています。(余談 私が小学生のころは「子供の科学」という雑誌を読んでいました。これもあと5年で100年を迎えるようです)2019/06/30
アナクマ
28
どんな見知らぬ本に/作家に出会えるか、読みたい本がいくつ増えるか、期待して開いたところ…たくさんありすぎてそれどころじゃなくなり。ざっと眺めるだけでも楽しいつくりのカタログ辞典。手にとりたい作品ばかりでした。◉読みきって思うことは「希望の贈り物」。日常・身の周りに不思議さを発見することの楽しさ、ワクワク、センスオブワンダー。ひいては、その何かしらが持つ、人生における重要性。◉それらを小さい人たちに贈ろうとする大人の思いがぎゅうぎゅうに詰まった熱い一冊。2019/12/06
ぼりちゃん(旧 aiaimo`olelo)
21
今までに発行された『かがくのとも』がずらっと勢揃い。科学絵本が大好きな母、自然とテンションが上がります。この手の絵本は表紙からしてテーマが伝わってくるものが多く、表紙を見るだけで惹かれることも多い。「体験できない世界」「あたりまえを科学する」「からだは理科室」「“ふつう”のうらがわ」「キッチンは研究室」「つくってみるって実験」など、テーマごとの見出しも素敵。次はどれを読もうか?と、息子とわくわく会話することで今の彼の興味がどこにあるかも把握できる。というか、この本自体が欲しいなぁ。購入を検討。5歳6か月。2020/09/14
絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく
15
読みましたが、サラっと読むのはもったいない!是非手元に置きたい本。「科学」という分野を分かりやすくしてハードルを下げてくれたかがくのともの50年の歴史。『かがくのとも展』も開催されるそうで、7月末に東京に行くから行こうかな?2019/06/11
おにぎりまる
13
かがくのとも50周年の節目に作られた記念誌。これまでの作品や作者の言葉がダイジェスト形式でまとめられていて、かがくのともの特徴や魅力がこれ一冊で分かる。純粋に楽しいと思える絵本の中に、しっかりと科学的視点が盛り込まれている、本当に素晴らしいシリーズ。これまでの作品全ての表紙が載っているけど、どれもこれも読んでみたいものばかり。大人の私でもわくわくが止まらない。2021/03/07