出版社内容情報
夜。暗い部屋の中で懐中電灯のスイッチを、カチ。わあ、なんだかいつもの部屋じゃないみたい。お兄ちゃん、一緒に探検しよう!ぼく、懐中電灯もってるから、暗い夜もこわくないんだ。ねえ、お兄ちゃん、いっしょに部屋をたんけんしよう! まあるい光に照らされた部屋は、なんだかいつもとちがって見える。光を揺らすと、影がおどるよ。色つきのビー玉を照らしたら、きれいな色の影ができた。窓の外を照らしてみたら……わあ、光がすじになってる! ぼくたちの光、どこまで届くかな?
みやこしあきこ[ミヤコシアキコ]
著・文・その他
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ベーグルグル (感想、本登録のみ)
46
みやこしさんのモノクロの世界。懐中電灯といえば、こうやって遊んだ記憶があります。そして台風で停電になる時もこんな感じで過ごしました。2019/02/19
しぃ
30
うーん、わたしは好きだし題材も心くすぐると思うんだけど、子どもたちの反応はイマイチでした。暗闇の中で遊ぶ、いつもと違う部屋を表す絵は、大人から見れば素敵だけど、子どもの心を掴むものではないのかな。幼児には厳しそう。2020/09/09
たーちゃん
28
懐中電灯が好きな息子。よく家の中でも懐中電灯を持ち出して帽子をかぶり、リトミックレックスの中で作った双眼鏡を首に掛け探検しています。懐中電灯の光がワクワクさせてくれる気持ち、出来るだけずっと大切にしてもらいたいです。2020/12/31
どあら
28
図書館で借りて読了。この手の遊びはとても面白いですよね!(^^)2019/01/26
ヒラP@ehon.gohon
23
暗い場所で懐中電灯で見ることのできる世界が次々と展開されています。 ことさら不思議な世界ではありませんが、試してみたくなるような気にしてくれる科学絵本です。 普段の見馴れたものが、ちょっぴり幻想的になって興味を引き出してくれていると思います。2019/01/24