感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
☆よいこ
69
絵本。「ぼくたちはそらのしたでくらしています。そらのうえにはなにがあるかしっていますか?」空を見上げて宇宙を感じる絵本▽風船の気持ちになって、空へ上がっていく。0mの公園、20m高いマンションからの景色、100m鳥の目線、400mスカイツリーの展望台、1,000mヘリコプター画飛ぶ、2,000m雲の中、5,000m雲の上、10,000m呼吸ができる限界、30,000m観測用の風船、100,000mロケットが飛ぶ、400,000m宇宙ステーション▽宇宙を身近に感じる。2018年刊2024/05/25
♪みどりpiyopiyo♪
53
ぼくたちは そらの したで くらしています。そらの うえには なにが あるか しっていますか? … ■子供の頃、「お空ってどこ?」「どこから お空?」って訊いてみたことがあります。今でも なんとなく不思議です。■この本 楽しかった♪ 地面から宇宙までの繋がりを見せてくれます。「随分ととおいんだなぁ」と思ったところで、あとがき がまた楽しくて。前後の見返しの 地球の絵 と スイカの絵 に大納得です ( ' ᵕ ' ) (2018年)(→続2019/03/27
モリー
44
スイカを地球に見立てると、宇宙ステーションは僅か7mmの高さを回っている。それ程宇宙は身近な存在だったのだと改めて感じました。子供の目線は低く、身の回りの僅かな範囲しか見通せません。では、大人はどうだろう。多少背が高くなり、見通しがきくようになるが、その差はほんの僅かです。視点を変えて、自分たちの住む世界を見直してみよう。そんなメッセージが込められていると私は読みました。著書は、あとがきで、「子供たちと作る未来では、地球という惑星規模で物事を考えることかとても大切になリます。」と述べています。同感です。2019/04/07
たまきら
40
読み友さんの感想から。昔「飛び出せ!科学くん」という楽しい番組があって、風船カメラが登場したことがありました。面白かったなあ。丁寧に描き込まれた絵を眺めながら、私たちと宇宙は一体なのになあ…と思いました。子どもの頃「宇宙人っていると思う?」と聞かれて「私たちだよ」と言って変人扱いされたことを思い出したり。あとがきに書かれたで「地球がスイカだったら、宇宙ステーションはわずか7ミリ上空」ということ名に驚きました。2024/06/22
chiaki
35
作者である岩谷圭介さんの『風船で宇宙を見たい!』を読んでからの本書だったので想いもひとしお。地上を離れ、ふわりふわりと浮かんで行く風船の目線から描かれた地球の姿、宇宙の姿が、写真ではなく絵で見ることで想像の余地を与えてくれてロマン膨らむ!絵が…見開きいっぱいに描かれた絵が、繊細で引き込まれます。地上からたった100キロメートルが上空が宇宙との境界って、宇宙ってすぐそこやん!と驚きでした。2020/09/12
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- 和書
- アイヌの碑 朝日文庫