日本傑作絵本シリーズ<br> とうだい

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日本傑作絵本シリーズ
とうだい

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  • サイズ A4判/ページ数 1冊(ペ/高さ 24X26cm
  • 商品コード 9784834082890
  • NDC分類 E
  • Cコード C8795

出版社内容情報

毎日海を眺めている灯台は、渡り鳥を羨ましく思っていた。でも、ある嵐の夜、灯台は自分のいる場所、なすべきことに気がつく。岬に一本、灯台がたちました。生まれたての灯台の前に、漁船や客船や、魚や鯨が毎日行き交います。みんな知らないどこかから来て、どこかへ行くんだ……。そんな灯台のところへやってきたのは渡り鳥。彼らから遠い国の驚くような話をたくさん聞いた灯台は、自分はどこにも行けないことを痛感します。そしてふたたび訪れたある冬の日のこと、灯台は大嵐に襲われます。吹きすさぶ雨風のなか、灯台にできることとはいったい……?

斉藤倫[サイトウリン]
斉藤倫 1969年、秋田県生まれ。詩人。2004年『手をふる 手をふる』(あざみ書房)でデビュー。14年『どろぼうのどろぼん』(福音館書店)で長篇デビュー。同作で、第48回児童文学者協会新人賞、第64回小学館児童出版文化賞を受賞。詩集に『オルペウス、オルペウス 新しい詩人6』『さよなら、柩』(以上思潮社)、『本当は記号になってしまいたい』(私家版)、絵本に『いぬはなく』(絵 名久井直子/ヒヨコ舎)がある。また、『えーえんとくちから 笹井宏之作品集』(PARCO出版)に編集委員として関わる。

小池アミイゴ[コイケアミイゴ]
小池アミイゴ 群馬県生まれ。セツモードセミナーで絵と生き方を学ぶ。フリーのイラストレーターとして1988年から活動スタート。 書籍や雑誌、広告等の仕事に加え、クラムボンやハナレグミのアートワークなど音楽家との仕事多数。1990年代はいくつかのバンドや、DJとしても活動。1996年より音楽と唄のための時間“OurSongs”をスタート。2000年以降は日本各地を巡り、地方発信のLIVEイベントや絵のワークショップを重ねる。絵本に『ちいさいトラック』(「こどものとも年少版」2013年5月号・福音館書店)『かぜひいた…』(教育画劇)などがある。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

シナモン

143
生まれたての灯台には見るもの聞くものすべてが珍しく新鮮だった。でも時が経ち自分は決して動くことができないと知る。それでも今日も自分の仕事に誇りを持って「くる くる ぴか ぴか」と光り輝く。健気な灯台がいとおしくなりました。優しい気持ちになれる色合いの絵、灯台の表情に私も慰められた思いです。2020/10/03

seacalf

73
大好きな斉藤倫さんの作品を読もうキャンペーンをひとり静かに始めようと思う。『みさきに いっぽん とうだいが たった うまれたての とうだいだ』から始まる灯台ストーリー。擬人化された灯台が、海を見てカモメの話を聞いて、嵐を乗り越えて成長していく。こんな素敵な絵本を小さい頃に読んでいたら、もっともっと灯台に親しみを感じられただろうなあ。闇夜の海を遠くまで照らす長いビームのような灯台の灯り、キュートなカモメの群れや羊の群れが印象的。2019/05/27

tokotoko

69
この本は、お疲れの毎日を送られている方に、特にオススメしたいって思います。色も絵のラインも、とても柔らかで、言葉もね、じわじわーっと染みわたってくるのです。テーマはきっと・・・"肯定感"です。生まれたての灯台は、岬で船の目印になりながら、いろんなことと出会っていきます。照らすのは、夜の海と、自分の気持ちの内側。どちらにもまっすぐに光を当て、素直な思いを伝えてくれます。「大丈夫かな?」って心配にもなるけれど、最後には、りりしい姿を見せてくれます。すごいな、とうだいって、心から思えます。2016/12/28

ベーグルグル (感想、本登録のみ)

55
生まれたての灯台がいろんな事を考え、葛藤しつつも、自分の存在価値を見出していく姿がとても良かったです。読み終わってから斉藤倫さんんだと気付きました。ますます斉藤倫さんを好きになりました。優しい絵も相まって、心にポッと小さい灯りが灯ったような温かい物語でした。2019/06/15

momogaga

52
【大人こそ絵本を】灯台を主人公にするなんて・・・やっぱり絵本は素敵です。P.S.見守っていてくれる人がいるのはいいですね。2016/11/03

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