出版社内容情報
お友だちの家に「あーそーぼ」と誘いにいくと……。わらべ歌「ひとやまこえて」からうまれた、言葉のかけ合いが楽しい絵本。
ぶたこちゃんの家に「あーそーぼ」と誘いに行くと、ぶたこちゃんはちょうどご飯の時間でした。「あーとーで」といわれるけれど、「いいな いいな」と一緒にご飯を食べて……。ご飯がすんだら、さて次はだれを誘いに行くのかな? お友だちのところで掃除をしたり、お風呂に入ったり、どんなことでもみんなで一緒にするとなんだかうれしいものです。わらべ歌「ひとやまこえて」からうまれた、言葉のかけ合いが楽しい絵本。
【著者紹介】
やぎゅう まちこ(柳生まち子)1945年、福岡県北九州市生まれ。絵本に『クマくんのバタつきパンのジャムつきパン』『クマくんのはちみつぶんぶんケーキ』『クマくんのおめでとうクッキー』『いえでだブヒブヒ』『3びきねこさんのそりあそび』『3びきねこさんとおひるねまくら』など3びきねこさんシリーズ(以上、福音館書店)、『きんいろのとけい』(片山令子・文/クレヨンハウス)などがある。長野県在住。
内容説明
「ぶーたこちゃん。あーそーぼ」ぶたこちゃんの家にあそびに行くと、ぶたこちゃんはご飯の時間で…。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Kawai Hideki
86
女の子がブタやサルに「あーそーぼ」と誘いかけるも、みんな何かに取り込み中なお話。ブタはご飯の途中、サルは掃除の途中、カエルはお風呂の最中、ウサギは昼寝中。ああ、これはまさに娘と私の間の会話だ。「お父さん遊ぼう」「○○の後でね」というパターンが多くて申し訳ない。この絵本の女の子は、「後で」と言われても腐らず、一緒にご飯を食べたり、掃除を手伝ったり。遊びじゃないけど、それもコミュニケーションだよね、と思ってみたり。最後は、カラスの子がやってきて、みんなで鬼ごっこ。エネルギーもフラストレーションも発散。いいね。2016/05/18
momogaga
38
【おとなこそ絵本】この絵を見ているとこちらも笑顔になってしまいます(^0^)。生活は遊びだ。2020/01/03
ナヲ
34
4歳児。「あーそーぼー」の言葉の繰り返しが嬉しいし、遊びに行った先でのご飯やお風呂、お昼寝なんかも身近で楽しい。次は誰のおうちかなーとワクワク読みました。2020/06/06
たーちゃん
30
あーそーぼと友達の家に行ったら、友達はご飯食べてたりお風呂入っていたり。近くにあーそーぼって言って遊べる友達がいるのって幸せなことですね。2020/03/28
ナヲ
27
かわいいお話。3、4歳の子達、喜ぶだろうなー。ニコニコしちゃいます♪2020/02/17