内容説明
大きなショッピングモールや、おしゃれなデパート、背中合わせのオタク街…たくさんの人でにぎわう都会の真ん中。ここに暮らす小6の3人が出会ったレトロなゲームソフトは、何を語り出すのだろう?
著者等紹介
ひこ・田中[ヒコタナカ]
1953年大阪府生まれ、作家・評論家。著書に、『お引越し』(椋鳩十児童文学賞)『カレンダー』『ごめん』(産経児童出版文化賞JR賞/以上3作いずれも現在は福音館書店から刊行)など
中島梨絵[ナカジマリエ]
1981年滋賀県生まれ、京都精華大学芸術学部卒業。個展・グループ展で作品を発表する一方、書籍の装画や雑誌への挿絵を中心に活動中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
はるき
26
ひこ・田中らしい優しいYA小説。今の子がこんな風に過ごしているなら安心。2016/04/10
頼ちゃん
10
読み始めて、まず、こんな便利なところ、一度すんでみたいなあと思った。親が思っているより、子どもは親のことをよく見ているとは思うが、実際こんな小学生一部しかいないのではと思ってしまう。一緒に手作り朝食食べてればいいってもんでもないが、外でハンバーガーを毎朝食べるのにはやっぱり違和感。2016/11/29
栗 餡子
5
ひこ・田中氏らしいシビアな子供たちの目線で綴られる親子の物語。続編に期待です。2014/09/19
ムーミンママ
3
都会のど真ん中で育っている子どもたち。私は、お台場を想像しながら読んだかな。 ゲームクリエイターの父と作家の母を持つコト。クラスで浮いた子どもで編成された3人の仲間。 親から見た子ども像と、子ども自身が思ってる自分との違い、といったとらえ方に、ヤングアダルト作家というのを感じた。2016/02/27
tegi
2
子供に自分と同じ感覚を味わってほしい、という大人の欲望を、批難でも賛美でもなくただ丁重に描く。よくこんな話思いつくなあと感嘆する。子供としてはもう読めないので、パルの父親と同じ目線で読んだ。2016/06/26
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