お引越し

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お引越し

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  • サイズ B6判/ページ数 258p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784834080339
  • NDC分類 K913
  • Cコード C8093

著者等紹介

ひこ・田中[ヒコタナカ]
作家・評論家。『お引越し』で第一回椋鳩十児童文学賞受賞。『ごめん』で産経児童出版文化賞JR賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

tokotoko

45
京都で暮らす漆場漣子ちゃんのお父さんが引っ越しをするところから始まるストーリー。感受性豊かな漣子ちゃんが見た家族とは?家とは?父、母、友達とは?・・・独特の視点とリズムで、自分らしく毎日を進めて行く漣子ちゃんの暮らし。何だか周りの大人達が可愛く見えてきます。2015/08/21

ぶんこ

37
両親の離婚で、父親が引っ越して行く場面から始まりました。正直言って子供の頃のレンちゃんの言葉遣いについていけず、読むのをやめようかと思ってしまいました。(歳を感じた!)離婚した後、一人っ子の娘に向き合うお母さんが素敵でした。上から目線ではなく、友達どうしのような同じスタートラインに立った仲間のようで、新鮮な感じがしました。2019/04/01

ヒラP@ehon.gohon

30
両親の離婚を経験した子を何人か知っています。 姉弟で名字が変わった子、再婚して家を出た母親に新しい子どもが生まれたけれどやっぱり以前のように関わりのある子、自分の名字が変わるのを受けとめるのにこだわりのあった子、等々。 それぞれに親の事情を受けとめる子どもの大変さを感じます。 この物語は、その辺りをアイドルドラマ風に、あっけらかんと描いていて、逆に考えさせられる作品でした。 きっと、父親も母親も娘も、それぞれに自分を生きていくのでしょうね。 2021/02/18

あん

18
昨年秋の地元の新聞に「装丁を一新して再版」との記事を見かけてからどうしても読みたい本でした。親の離婚。今時はよくある事です。この物語は親の離婚で生活が変わってしまう子供が主人公ですが、ぐれて非行に走るわけでも登校拒否になるわけでもありません。親の離婚、自分の日常の変化、引っ越しという現実を淡々と受け止め、ごく普通の子のごく普通の生活が、少しずつ変化していきます。そして、いろんな人とのかかわりを通して、彼女は現実を受け止め成長していきます。劇的な展開が有る訳ではないのに、この物語は心にしっかりと残りました。2014/06/20

あやっぴ

17
両親が離婚して2つの家を持つ主人公のレンコ。元の姓に戻すつもりの母から、どちらの姓にしたいかを問われたレンコの気持ちは色んな意味で辛かったでしょう。それでも前を向き明るく過ごすレンコがあるのは、離婚後イキイキと生活してる母の姿が影響してるからだろうなぁ、と思いました。2016/03/11

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