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日本傑作絵本シリーズ
けろけろころろ

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  • サイズ B4判/ページ数 35p/高さ 28cm
  • 商品コード 9784834032475
  • NDC分類 E
  • Cコード C8765

内容説明

しずかな池に落ちてきた黒い怪物をみんなの知恵が祭の花舞台にカエル。絵・ことば・音楽の幸せな出会い。新鮮で忘れがたい立体的絵本体験。読んであげるなら3才から、自分で読むなら小学校初級から。

著者等紹介

富山妙子[トミヤマタエコ]
神戸生まれ。1930年代、中国の東北部(旧満州)で過ごす。少女時代にハルビンで見た日本統治下の中国人、朝鮮人たちの深い悲しみと、広大な大陸の風景を原風景として、のちの絵画制作のテーマとなる。西欧中心の美術のあり方に疑問をもち、アジアの視線からの表現を模索。1970年代、韓国の詩人金芝河の詩によせて、絵のシリーズをスライド作品につくる。1976年、高橋悠治と出会い、絵と音楽によるスライド作品、語りの芸術(Narrative Art)を制作、火種工房を主宰し、現在に至る。東京在住

高橋悠治[タカハシユウジ]
ピアノを弾き、作曲し、コンピュータ音楽もやっている。1970年代には季刊誌「トランソニック」を編集して、音楽と社会組織・学習・テクノロジー・政治とのかかわりを考えた。1980年代にはアジアやチリのプロテスト・ソングを日本語でうたう「水牛楽団」と、月刊ミニコミ雑誌「水牛通信」の編集にかかわっていた。1990年代から身体・伝統・歴史システムについて考えている。画家の富山妙子とは25年間にわたって共同作業をつづけ、詩人の藤井貞和、インドネシアの舞踊家サルドノ、タイの「生きるためのうた」カラワン・バンドともいっしょに仕事をしている。東京在住(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

すぱちゃん

30
作曲家であり名ピアニストである高橋悠治氏の絵本。ほぼカエルの鳴き声だけで構成されているので、読み聞かせをする場合は、演技力が問われるだろう。氏と交流のある富山妙子さんが、なんとも愛らしい様々なカエルの絵と水辺の風景を描いている。また、悠治氏が本書用に作曲・録音されたピアノ演奏のCDも封入されている。やや、難解な曲ではあるが、、2021/07/30

絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく 

10
かえるの鳴き声のオノマトペ。静かな棲家に大事件!付属のCDを聞くと臨場感がある。2024/04/12

遠い日

8
ところどころコラージュを用いた絵が美しい。カエルたちの鳴き声は特徴的なオノマトペで表される。平和な池に突如飛び込んできた見たこともないもの。カエルたちの騒ぎと探索、安心へと彼らの心が動いていくようすが興味深い。一夜の楽しい時間が過ぎていく。2016/09/02

1
(2004)付録のCDが気になる。子供はこういう、繰り返し、音を唱えてみて、気持ちよくなるんだろうね。耳で聞く絵本だね。2020/06/07

遠い日

0
081208【読書ノート/ひとことメモ】コラージュが美しい。緑のカエルたちも美しい。2008/12/08

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