内容説明
絵を描く時、空は何色?、太陽は?そして土の色は?日本各地の土を紹介。
著者等紹介
栗田宏一[クリタコウイチ]
1962年山梨県生まれ。足もとの土のありのままの美しさと色の多様性を伝える作品を発表している。おもな展覧会に「ミュージアムスクール」(東京都現代美術館)、「色の博物誌・黄」(目黒区美術館)。平成17年度児童福祉文化賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
どあら
29
図書館で読了。読み聞かせする前に少し補足してから読むといいね。2021/09/30
たまきら
23
これは美しい!そして興味深い!オカンが夢中になってしまった。あちこちで石を集める地質学者の従兄より、軽くていいな。2016/06/08
ふじ
19
著者は色んな場所の土の色を採取する。最後にできるカラフルなパステルは、土の色が一色じゃないことを実感させる。田んぼの土が灰色なのは意外。西日本と東日本では気候だけじゃなく畑の土の色も違う。得意な野菜が違うはずだ。2021/03/17
おはなし会 芽ぶっく
13
土の色って茶色1色ではないんですよね。 かがくが好きになる絵本100 https://bookmeter.com/books/10175736 で紹介されている本。2019/04/16
もも助
9
土の色と言えば「茶色」じゃなかったんですね~。場所によってこんなにも違っていて色彩豊かなことに驚きました。実際に栗田さんが採取されている様子もあり(中にはかなり大変そうな場所も)、背景にある田畑や山、その土地の風土を感じられます。まるで絵の具のようだと感じながら見ていたら、最後に土から作ったパステルが。土も顔料になるのですね。2017/01/19