内容説明
動物は、動くから動物。では植物は動かない?いえいえ、植物だって生きています。そして、いろいろな動きをしています。一緒に、一夏に10メートル近くもつるをのばす「クズ」をおいかけてみませんか?一度刈りとられてしまったクズの‘ツル’だって、再び芽をだし、ぐんぐんのびて花を咲かせます。夜には「クズ」も葉を閉じて眠ります。
著者等紹介
たかはしきよし[タカハシキヨシ]
高橋清。1929年、京都生まれ。日本美術家連盟会員。千葉県印旛郡酒々井町在住(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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らったった
75
図書館でインスピレーションで手にとってみました。そして、かなり久し振りの読了でした(^^)つるがどんどん成長していきます。自然と育まれた道を進んで行く。舗装された道がある訳でもなく。障害物だらけの道を。見えないところでいつも動いているんですね(*^^*)2014/02/27
はる
12
図書館本。2年生の朝の絵本の時間で。「くずって知ってる?」と尋ねたら、「???」か「クズ!」「くずかご?」の反応。「植物だよ。ほら、くず湯、葛餅、葛きり…それから…」やはり???秋の七草やら吉野葛に行き着くのはまだまだみたい。阪急電車の線路脇にもよくのびてうごいているんだがな。くずの一年間が貼り絵で、まるかめむしを語り手に語られる。(山の爺さんが、花はきれいでもあれはイカン!増えすぎる!と言っとったな。)見開きの花盛りは香りもたってくるようだ。2015/09/15
退院した雨巫女。
7
《図書館‐返却》植物の成長ははやいね。すごいね。2012/12/16
絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく
6
植物の生命力はスゴイ!カボチャやスイカ、夕顔などツルをどんどん伸ばしていくもんなぁ。葛は身近にありませんので見れて?読めて良かったです。2018/02/24
遠い日
5
好きな本です。美しいコラージュが本当にすてき。夏になれば繁りかえってあたりの景観を乱すクズ。成長が早くて、あっという間に竹も雑木も覆い尽くす。近所でクズの花が咲いているのを見つけて、この本を思い出しました。赤紫色の甘い匂いのする花。野性的で美しい。2023/09/29
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