内容説明
ある日、ゆうきくんの影がゆうきくんの思いをかなえてくれました。どんどん体が大きくなって、さいごには宇宙へ飛び出して行ったのです―。ストーリーに夢があふれているだけではありません。一般に子どもたちには理解が難しいといわれる、空間の大きさという概念を見事に理解できる傑作です。さぁ、ゆうきくんといっしょに、親子で宇宙への夢ある旅に出ませんか?小学校低学年から。
著者等紹介
佐藤ひとみ[サトウヒトミ]
1966年、大阪府生まれ。科学雑誌の編集者として、宇宙や考古学など様々な分野の記事に関わる。絵本の読み聞かせをしながら、子どもたちに科学と読書の楽しさを伝える方法を模索している。千葉県市川市在住
谷口靖子[タニグチヤスコ]
1965年、東京都生まれ。武蔵野美術大学在学中から描き始めた絵地図や挿し絵の仕事を中心に展開。チベットなど自分が旅したところ住んだところが主題。作品は主に個展他で発表。神奈川県横浜市在住(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ヒラP@ehon.gohon
28
科学絵本ですが、見ていて気持ちも大きくなれる絵本です。自分がどんどん大きくなると、まわりのものの見え方も変わってくるのですね。 いつもは見上げているものが、見下ろす立場になると、自分がちびだなんて劣等感も、ささいなことに思えてきますよね。2020/11/19
たーちゃん
15
息子は「こんなに大きくなっちゃって大丈夫なのー?」と言っていました。2023/02/09
絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく
14
クラスで一番小さいゆうきくん、大きくなりたい願望が、自分の影によって叶う。しっかりと科学絵本になっていて、対象となるものの例えが分かりやすい。大きいはるかちゃんの小さな冒険のはなしも聞いて見たい。2019/06/06
紅花
13
小さな男の子が「大」の体験をするけど、ちょっと大きくなる程度だと思って居たら。本当に大きく、大きく、大きくなって宇宙レベルだ!科学の本だけど、単に物語としても、とても楽しい。2015/11/09
そうさん
10
4歳7ヶ月。クラスで一番背が低いゆうきくん。大きくなりたいと願うが、どこまで大きくなっちゃうのか。宇宙レベルの壮大なお話。その大きさがどれくらいのものか、わかりやすく書いてあるのが面白い。2019/03/12
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