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内容説明
2015年4月、沖縄を含む南西諸島を巨大地震が襲った。直後、与那国島の南部沖に広大な新島が出現。事態は、領有権を巡る周辺国との一触即発の状況となった。近海を航行していた海上自衛隊特別派遣艦隊は現場に急行。だが、その時すでに沖縄地方は時空を越え、太平洋戦争末期へと転移していた。時は4月7日、米軍の攻勢の前に陥落寸前の沖縄に向かって出撃した菊水部隊の旗艦『大和』が撃沈される、まさにその当日だったのだ。沖縄には自衛隊も在日米軍もいるが、米軍および新島を狙う周辺国を迎え撃つには戦力が心許ない。派遣艦隊の津島司令は菊水部隊と共同して敵と戦うことを決意。『大和』救出へと艦隊を向かわせた。
著者等紹介
子竜螢[シリュウケイ]
1954年、富山県高岡市生まれ。会社員や商店経営を経て96年『不沈戦艦紀伊』でデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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