内容説明
たねはふしぎなものです。たねがどのように芽を出して成長してゆくのかを取りあげ、自然の仕組みのおもしろさと生命のすばらしさを描きだしています。子どもと一緒にたねを育ててみよう。
著者等紹介
ジョルダン,ヘレン・J.[ジョルダン,ヘレンJ.][Jordan,Helene J.]
科学編集者として長いキャリアをもち、1966年から1982年まで、ロックフェラー大学出版の編集者を務めた。また、アメリカ自然史博物館で、「ナチュラル・ヒストリー」誌の編集主任を5年務めている。1989年没
クルピンスキ,ロレッタ[クルピンスキ,ロレッタ][Krupinski,Loretta]
アメリカ、ニューヨーク州ロングアイランド生まれ。シラキュース大学で美術を専攻。現在、アメリカ東海岸コネチカット州在住
さとうよういちろう[サトウヨウイチロウ]
佐藤洋一郎。農学博士。総合地球環境学研究所副所長・教授。専攻は植物遺伝学。京都市在住(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
匠
67
植物1つ1つにそれぞれのカタチがある種。土に埋めて水を与えれば比較的すぐに芽を出すものもあるし数年かかるものもある。実験が主流になった絵本なので、早く育つ種を使用し、成長の違いを観察するために卵の殻に番号をふり、日数の時間差をつけて種を掘り起こして状態を細かく見ていく・・そんなプロセスにワクワクする。どこから根や芽が出ているのか、どんな色をしているのか、そして植物が育つには何が必要かを一緒に考えていき、最後には、水、太陽光、土、空気が不足した場合と多すぎた場合の実験方法も掲載され、夏休みにぜひオススメだ。2013/07/17
Aya Murakami
66
他館図書館本。 プラスチックのポット苗ならぬ卵の殻苗。カルシウムの補給もできるサスティナな苗ですね。しかし実験とはいえほじくられた5番目までの種がちょっとかわいそう…。ちゃんと埋め戻されたのか…?豆の成長は早いですね。ウチのピーマンの種は発芽までたっぷり約3週間かかりました…。2024/04/29
たーちゃん
26
植物や花を育てることに興味がある息子。「何の種かなぁ?これ種なの?」と興味津々でした。2021/10/11
せっちゃん
16
たまごの殻で種を育てることができると知りました。やってみようと思います。2021/07/13
しろくま
16
5年生に読み聞かせ。理科で植物の発芽の学習をしたので、その関連で読んでみました。この本を読むと、発芽の条件が全部わかってしまいます♪そして同じような実験をしたくなるかも。小さいうちから体験と絵本を通して自然に学んでいけたらいいですね。2020/06/30
-
- 和書
- エル・グレコ祭壇画物語