出版社内容情報
福祉現場で部下・後輩の育成・養成等を担っている職員たちは、その方法等について頭を悩ませる事が多い。この悩みを解消できる手法として考えられるのがOJTである。現場でよく生じる事例を基に、普段の部下・後輩との関わりの中で、どの部分がOJTなのかを具体的に明示。その上で、OJTをより有意義に行うための環境づくりの必要性、双方向の関わり方、OJTを意識した効果的な指導法を解説。基本的にOJTTは無意識に福祉職員がしているもので全く別世界のものではない事、OJTを意識した取り組みと意識していない取り組みの違い、そして「自分で考えろ」と言わない(言わなくて済む)指導法を明快に示した一冊
内容説明
福祉現場で部下・後輩の育成・養成等を担っている職員たちは、その方法等について頭を悩ませる事が多い。この悩みを解消できる手法として考えられるのがOJTである。現場でよく生じる事例を基に、普段の部下・後輩との関わりの中で、どの部分がOJTなのかを具体的に明示。その上で、OJTをより有意義に行うための環境づくりの必要性、双方向の関わり方、OJTを意識した効果的な指導法を解説。基本的にOJTは無意識に福祉職員がしているもので全く別世界のものではない事、OJTを意識した取り組みと意識していない取り組みの違い、そして「自分で考えろ」と言わない(言わなくて済む)指導法を明快に示した一冊。
目次
誰もがしているOJT―身近な事例から
第1部 OJTの考え方とその方法(利用者支援・ケアを優先できる職場風土の醸成―なぜOJTを導入すべきなのか;OJTの進め方―土壌づくりから始めPDCAサイクルを回す;日常業務の中での職員へのかかわり―状況に合わせて複層的にかかわる職員育成;職場全体で行うOJT―職場(部署)の活性化を通しての職員育成
「共感的態度」で想いを「受容」する―気になる職員の真意を理解するために
効果的な誉め方、叱り方、注意の仕方)
第2部 タイプ別に見たOJTの進め方(新任職員・初任者へのOJT―悩み・行き詰まりへのかかわり;意欲・やる気の感じられない職員へのOJT―モチベーションアップにつながるかかわり;職務態度に問題のある職員・自信を持てない職員へのOJT―全人的理解とストレングスへの着目;年配者・ベテラン職員へのOJT―知識・経験を現場への支援・ケアに活かす)
利用者・職員の双方を「1人の人間」として見ること―福祉現場でも求められるかかわり方の基本
著者等紹介
津田耕一[ツダコウイチ]
関西学院大学大学院社会学研究科(社会福祉学専攻)博士前期課程修了。身体障害者授産施設職員を経て、関西福祉科学大学社会福祉学部教授。博士(臨床福祉学)。社会福祉士。複数の社会福祉法人の監事や評議員、各種行政委員などを兼務(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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