内容説明
トイレに行くのは、なんとなく恥ずかしい?夜のトイレは怖いところ?しかし、世界中の人が毎日お世話になっているトイレ。人とトイレの長いお付き合いを、歴史をひもときながら写真とユーモラスな絵でたどります。トイレの見方が変わる、面白い場面満載のトイレ尽くしの1冊。
著者等紹介
森枝雄司[モリエダユウジ]
1958年熊本県生まれ。武蔵野美術大学造形学部建築学科卒業。出版社勤務を経てブックデザイナーとして独立。デザインの仕事のかたわら、バルセロナの世紀末芸術モデルニスモの取材を続ける
はらさんぺい[ハラサンペイ]
1953年愛知県生まれ。出版社編集部勤務を経て独立。現在は主にWebにおける企画・制作を手がける。イラストについては1995年よりネット上にTheatre198を開設、継続中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
KAZOO
103
久しぶりにこのシリーズを読んでみました。題名の通り人間の排せつ物についての蘊蓄を写真や絵でわかりやすく説明してくれています。世界各地あるいは日本の昔のトイレなどのやり方あるいは寺院での生活の上でのトイレなどよくまあ調べ上げてくれたと感じました。2018/05/27
ぶち
91
表紙に載っているユニークなポーズの人形たち。あの時の態勢を模していてなんとも面白いです(人形はスペインのものだそうです)。そうなんです、この本は世界中の人が毎日お世話になっているトイレの歴史や様々なトイレの形態を紹介しているんです。スペインの古城、ベルサイユ宮殿、京都の禅寺、戦国時代のお城、ルソン島など、いろんな国のいろんな時代のトイレの形態や作法を、写真やイラストを使って解りやすく説明されていて、児童だけでなく大人も楽しめます。この本を見ると、トイレの概念が変わりそうです。2018/10/20
GAKU
67
「昔のヨーロッパの多くの都市では、窓からオシッコやウンコを捨てていた。女性のハイヒールが登場したのは17世紀。ウンコだらけの道を歩くにはうってつけの靴だったそうです。」大人が読んでも興味深い、古今東西トイレ事情のお話が色々載ってます。2018/05/02
Aya Murakami
63
図書館本。 先日天狗の台所で「俺たちも同じものを食べているこの星の一員だ」という感じの内容を読んだのですが、こちらは「同じものを出すこの星の一員だ」という感じのメッセージの本でした。教会の厳かな聖職者も一井の平民も同じものを出すという…。ただし繊維質のものを多く食べる人の糞は大きくなるそうな。そして肥料として売り買いされる糞尿…。しかたがない、それ使わないとまともに作物が育たないのだから。2024/08/18
yomineko@ヴィタリにゃん
57
読み友様からのご紹介本です📚本当に、清潔で綺麗なトイレが使える日本は最高です✨✨✨海外だと、駅にトイレがない!大きなデパートに1ケ所しかない!汚れている!便座がない!なんて普通、、、ベルサイユ宮殿、凄まじかったでしょうね!トイレがなかったとは😲😲😲😲←知ってたけど・・・2024/08/28