内容説明
スウェーデンの空の旅をつづけていくうちに、ニルスは「ふしぎな、すばらしい」経験を数多く積んでいきます。そして、今ではなにか困ったことが起こると、仲間から相談されるほどになっています。「ガチョウの面倒をよくみたら、ニルスは家に帰れて…」とフクロウが話しているのを立ち聞きしたことがありますが、ニルスが人間にもどるには、さらに厳しい試練が待っていたのです。今、新訳によって鮮やかに甦る「ふしぎな、すばらしい」冒険物語。1931年版の原書の緻密で美しい挿絵を160枚再現。小学校上級以上。
著者等紹介
ラーゲルレーヴ,セルマ[ラーゲルレーヴ,セルマ][Lagerl¨of,Selma]
1858年、スウェーデン中部ヴェルムランド地方のモールバッカに生まれる。1885年、首都ストックホルムにある師範学校卒業後、スウェーデン南部スコーネ地方のランドスクローナで教職に就く。1891年、『ヨスタ・ベーリング物語』で作家デビュー。1895年、教職を退き、作家活動に専念する。1909年、女性初かつスウェーデン人初のノーベル文学賞を受賞。名作を数多く残し、1940年、モールバッカの自宅で死去
菱木晃子[ヒシキアキラコ]
1960年、東京都に生まれる。慶應義塾大学卒業後、スウェーデンのウプサラでスウェーデン語を学ぶ。現在、スウェーデンを中心に児童書の翻訳に活躍。横浜市在住
リーベック,ベッティール[リーベック,ベッティール][Lybeck,Bertil]
スウェーデンの画家、イラストレーター。1887年生まれ。生涯の多くをフランスのパリで過ごす。人間や事物の本質を鋭くとらえ、的確に表現する作風に定評がある。挿絵の代表作に、ボッカチオ『デカメロン』(1918~1922)がある。1945年没(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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