福音館古典童話シリーズ<br> ニルスのふしぎな旅〈下〉

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福音館古典童話シリーズ
ニルスのふしぎな旅〈下〉

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  • サイズ A5判/ページ数 533p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784834022742
  • NDC分類 K949
  • Cコード C8097

内容説明

スウェーデンの空の旅をつづけていくうちに、ニルスは「ふしぎな、すばらしい」経験を数多く積んでいきます。そして、今ではなにか困ったことが起こると、仲間から相談されるほどになっています。「ガチョウの面倒をよくみたら、ニルスは家に帰れて…」とフクロウが話しているのを立ち聞きしたことがありますが、ニルスが人間にもどるには、さらに厳しい試練が待っていたのです。今、新訳によって鮮やかに甦る「ふしぎな、すばらしい」冒険物語。1931年版の原書の緻密で美しい挿絵を160枚再現。小学校上級以上。

著者等紹介

ラーゲルレーヴ,セルマ[ラーゲルレーヴ,セルマ][Lagerl¨of,Selma]
1858年、スウェーデン中部ヴェルムランド地方のモールバッカに生まれる。1885年、首都ストックホルムにある師範学校卒業後、スウェーデン南部スコーネ地方のランドスクローナで教職に就く。1891年、『ヨスタ・ベーリング物語』で作家デビュー。1895年、教職を退き、作家活動に専念する。1909年、女性初かつスウェーデン人初のノーベル文学賞を受賞。名作を数多く残し、1940年、モールバッカの自宅で死去

菱木晃子[ヒシキアキラコ]
1960年、東京都に生まれる。慶應義塾大学卒業後、スウェーデンのウプサラでスウェーデン語を学ぶ。現在、スウェーデンを中心に児童書の翻訳に活躍。横浜市在住

リーベック,ベッティール[リーベック,ベッティール][Lybeck,Bertil]
スウェーデンの画家、イラストレーター。1887年生まれ。生涯の多くをフランスのパリで過ごす。人間や事物の本質を鋭くとらえ、的確に表現する作風に定評がある。挿絵の代表作に、ボッカチオ『デカメロン』(1918~1922)がある。1945年没(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

seacalf

43
下巻もボリュームたっぷりで大満足。熊との対決、大河同士の競走話、ワタリガラスのバタキが話す銅山の不思議な話、シャスティばあさんの話、老いたバイオリン弾きと王さま、ワシのゴルゴ、オーサとマッツの姉弟、驚嘆したり、思わず胸が詰まったり、ほのぼのとした感動に包まれたり。地方ごとの特色をきちんと見て取る観察眼と仲間想いの思い切った行動の数々、ニルスの成長が頼もしくて仕方ない。元々はスウェーデンの地理、歴史を子供たちに伝える為に依頼され作られた本だが、数々のエピソードが本当に素晴らしい。今さらながら映像で見たいな!2024/01/20

七色一味

38
読破。手間取りました(^O^;)しかし、根性で読んだ!☆上巻読んでいる時から思ったんですが、なんだか「スウェーデン一周旅行」だなと言うのは、あながちハズレではなかったようで…。作者さんにお話を書いてと依頼したのがスウェーデンの教育委員会だったとは(笑)教育用読本として書かれていたから、それぞれの地方の歴史や産業、神話なんかが随所に散りばめられていたんですねぇ。☆結構強引に、話をまとめた感も若干ありますが、どうしても気になったのが、いじめっ子のお姉さんガン2羽はどうなったんでしょうか?2015/02/22

syota

34
下巻では、オーサとマッツの兄弟やワシのゴルゴといった名脇役たちが、ニルス以上の活躍を見せる。合わせて1000頁を超える長い物語なのに最後まで飽きずに楽しめたのは、脇役たちの活躍が大きいと思う。また本書の特徴は、各地に伝わる民話や伝承をふんだんに盛り込んでいることや、スウェーデン全土の地誌的特徴を網羅的かつ簡潔に記述していることだ。図書館でスウェーデンに関する本を何冊か眺めたが、これほど詳細な地誌的説明はほかに見当たらない。自然や人々の暮しなど、20世紀初頭における同国のナマの姿を生き生きと描写した名著だ。2018/03/05

ベルるるる

24
子供の頃の思い出と共になつかしくて本当に楽しんで読めた。最後にニルスがガンのアッカ達と別れる場面では泣きそうに。子供の時もいつもその場面では涙がこぼれそうになっていたっけ・・・2019/03/02

ワッピー

19
年始に持ち越した「勝手にニルス祭」後半。製鉄所に悩まされるクマの父さんエピソードから一気にラストへ。様々な経験を通じて成長していったニルス、そしてワタリガラスのバタキのトリッキーなフォローやワシのゴルゴとの友情、何度読んでも感極まるアッカのニルス愛撫シーンに胸が熱くなります。アッカのメッセージ「人間はこの世で人間だけで暮らしているのではない」は、まさに今私たちが直面している地球生態系の危機を先取りすること100年。この課題に自分は何ができるだろうか?まずは「ニルス」を推しまくって読んでもらおう。おススメ!2022/01/08

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