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福音館文庫
だまされたトッケビ―韓国の昔話

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  • サイズ B6判/ページ数 189p/高さ 17cm
  • 商品コード 9784834021875
  • NDC分類 K388
  • Cコード C8298

内容説明

韓国には、トッケビといういたずらずきで、憎めない不思議な生きものがいます。どうも人間がすきみたいです。「明日の晩、返すから」という約束を守って、毎晩お金を返したトッケビ、姿の消える帽子をおじいさんにあげたトッケビなど、愉快なトッケビのお話が十五話つまった昔話集です。

著者等紹介

神谷丹路[カミヤニジ]
1958年、東京に生まれる。国際基督教大学卒。韓国に留学した後、韓国の歴史や文化を紹介する仕事にたずさわっている。東京都在住

チョンスンガク[チョンスンガク]
1961年、韓国忠清北道に生まれる。韓国の中央大学芸術学部絵画科卒。自分の創作活動のかたわら、子どもたちとともに公園や商店街、学校などの壁画に絵を描く活動を続けている。韓国・忠州在住(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

みなみ

3
韓国の昔話に登場する想像上の存在「トッケビ」の物語。愛嬌があってちょっとお間抜けでいいこともイタズラもするトッケビがおもしろい。一番ツボだったのは、詩づくり対決で隣の中国まで行って李白の墓を掘り返す話。昔話らしくダイナミックすぎる(笑)日本の昔話と似たものがいくつかある。昔話はネタ被りが多いんでさもありなん。バリエーションの違いが面白い。2017/04/24

まつり

2
ただ今『世界の民話・昔話』マイブーム中。しばらく『福音館文庫 昔話』シリーズを読み漁っていたが、イタリア・インド・アフリカ・アメリカ黒人民話・南アフリカ(←これは厳密に言うと「創作童話」)ときていきなり隣国の韓国へワープ。地理的に遠い場所の昔話は「う~ん、違う文化のたまものだなあ~」というカルチャーショックも大きかったが、韓国はさすがおとなりの国。日本国内の民話にも似たものが……というパターンが多かった(※インド・アフリカでも「ベースがそっくり!」という話は少数あったけど)『トッケビと兄と弟』はエグい!2022/07/10

MizIno

1
韓国の民話集。トッケビの登場する話15編が収録されている。登場する人々もトッケビも、感情豊かに描かれており、サクッと読んでしまった。読み終わっても尚、トッケビについては全くつかみどころがなく、その「得体の知れなさ」を堪能させてくれる良い編集だと思った。2019/06/04

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