内容説明
『ふしぎの国のアリス』では、チョッキを着たウサギの後を追って不思議な世界に迷いこんだアリスが、今回はなんと、鏡をすりぬけてその背後の鏡の家に入り込んでしまいます。物語はアリスをチェスの一こまにして、それが女王になるまでの過程を描いているといわれていますが、果たして…。小学校中級以上。
著者等紹介
キャロル,ルイス[キャロル,ルイス][Carroll,Lewis]
1832年、イギリスのチェシャ州に生まれた。終生数学の教授をつとめ、イギリス国教の副牧師にも任ぜられた。『ふしぎの国のアリス』と『鏡の国のアリス』のほか数作があり、その収益はすべて社会事業に寄付したと伝えられる。1898年没
生野幸吉[ショウノコウキチ]
1924年、東京に生まれた。東京大学法学部および文学部を卒業。1991年没
テニエル,ジョン[テニエル,ジョン][Tenniel,John]
1820年、ロンドンに生まれた。ほとんど独学で絵を習得し、風刺漫画誌『パンチ』のスタッフに参加。1901年まで政治漫画家のチーフをつとめた。ルイス・キャロルの「アリス」二作の他、ミルトンやポーの詩篇にも絵をつけている。1914年没(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
心
25
図書館本~♪不思議の国のアリスは、しっかり記憶にあるのに…鏡の国のアリスを思い出せずに~楽しみに借りた1冊!鏡をくぐり抜け鏡の家のへやへ…。いくつかのチェスのこまが落ちていた!よく見るとふたりずつ組んで歩き回ってる~ヽ(ill゚д゚)ノそこには、赤の王様と女王さまと白の王様と女王さまもいる。読んでるうちに少しずつ甦る記憶~♪読んで良かった!懐かしかった~。2016/07/06
うなぎ
14
アリス展行って読みたくなったので再読。久々に読んでもさっぱり分からんヘンテコりんワールドはそのままだった。ハンプティダンプティは絡みづらいめんどくさい老害キャラで、一角獣はヤンキーっぽいキャラ。ジャバウォッキーの詩は、本当によくもあんな妙な言葉をズラズラ並べられたもんだ。後半からの女王2人の絡みは、読んでるこっちもアリスが気の毒すぎるめんどくささとイライラ。テニエルの挿絵はどれもヘンテコリンで楽しい。お気に入りは羊の腿肉とユスリウマバエ。挿絵をパラパラみるだけでも楽しかった。2022/08/18
いっちゃん
13
「不思議の国のアリス」の続編。世界観は同じで、場面の移り方、不思議具合、アリスそのまんまで楽しかった。2016/03/09
AR読書記録
7
子どもの頃から大好きで、生涯ベスト10冊に必ず入ることになる本。姪っこにもプレゼントして、お気に召したようなのでたいへん嬉しく、久々に読みました。場面転換のスピード感やキャラの個性がさらにレベルアップ、というのが、すでにベスト10冊圏外の不思議の国との差かな。どちらにしても、テニエルの絵というのも、これらの魅力を語るに欠かせないもので、ツヴェルガーとかそれはそれですてきな絵を描くひとはいるけれども、でもそうした他の絵じゃ、ここまで好きにはならなかったに違いない。しかし7歳にしちゃ、ほんとしっかりしてるね。2015/12/13
naoco
4
最後の、 いのちとは、夢でなければ、なんなのだろう? 深い、、2017/06/26
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