出版社内容情報
2025年建築基準法改正を受けて、省エネ基準適合義務化とともに、いわゆる「四号特例縮小」は住宅業界に対する影響は小さくない。
現行法であれば、2階建て住宅は構造計算書の提出を省略できたが、改正後は、壁量計算または許容応力度計算が必要になる。構造検討をしっかり行うことが今後は必須になる。
本書は、著者が主宰する「構造塾」(会員数1,500人、延べ人数3,000人が受講)での講義などにおいて「こういう場合はどうすべきか?」「現場の問題を見抜くポイントは?」「なぜこのように決まっているのか?」などと、木造構造設計の実務者(設計者、工務店関係者)から、よく聞かれる項目をもとに、Q&A形式で構成したものである。
【目次】
内容説明
プロの疑問・質問に答えます!Q.梁の貫通孔をあけてもよいのはどこ?Q.軟弱地盤に杭を打つと地震の揺れは減る?Q.四分割法の充足率と壁率比、どちらが大切?などQ&A形式で、わかりやすいイラスト解説。のべ3,000人が受講した「構造塾」
目次
第1章 耐震基準
第2章 構造計画
第3章 地盤
第4章 基礎
第5章 耐力壁
第6章 壁の配置バランス
第7章 柱頭・柱脚の接合
第8章 仕様ルールほか
第9章 構造計画の目安・地震ほか
著者等紹介
佐藤実[サトウミノル]
株式会社M’s(エムズ)構造設計主宰。1968年新潟県生まれ。1990年東北工業大学工学部建築学科卒業。(株)佐藤住建を経て、2006年M’s構造設計設立。2010年東京大学大学院修了。2010年「構造塾」を設立、木質構造に関するセミナー、構造計算技術者育成講座を開催(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
-
- 和書
- 横尾忠則の地底旅行