日本傑作絵本シリーズ
まぼろしのデレン―間宮林蔵の北方探検

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  • サイズ B4判/ページ数 59p/高さ 27X31cm
  • 商品コード 9784834020779
  • NDC分類 E
  • Cコード C8725

内容説明

およそ200年前、カラフト(今のサハリン)とアムール河流域の調査をおこなった間宮林蔵の、1年2ヵ月におよぶ北方探検を描いた、壮大なスケールの絵本です。デレンという無人の土地で夏の2ヵ月だけ開かれる北方民族の生命力あふれる祭典を、型染め技法の版画で高らかに歌い上げました。

著者等紹介

関屋敏隆[セキヤトシタカ]
1944年、岡山県津山市に生まれる。京都市立美術大学(現・京都市立芸術大学)工芸科染織専攻卒。千葉県山武郡大網白里町在住(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

KAZOO

161
間宮林蔵が旅をした、樺太からアムール川流域にあるデレンというところまでの行程を描いた絵本です。大人の私にとってもかなり興味深く読むことができました。白と黒が基調でごつごつした感じの筆使いが北方の厳しさをかなりあらわしているように感じました。樺太を旅行していたのは知識としてありましたが、アムール川流域まで行っていたとは知りませんでした。2017/01/30

yomineko@ヴィタリにゃん

54
日本最北端の地・宗谷岬からはサハリンが見える。今の船と比較して何とも頼りない船で探検した間宮林蔵。後に彼は伊能忠敬と子弟の交わりを結んでいる😊右も左も分からない中をよく行ったものだと感心、感動する。現地では暖かくおもてなしをされていてホッとした。彼の足跡を追った著者も凄い✨✨✨2024/07/23

ヒラP@ehon.gohon

29
間宮林蔵の北方探検の壮大なドラマです。 鎖国制度の下、酷寒の地を辿り歩く苦労と執念を知り、かの地に様々な民族が生活していたことを知り、そういう史実の末に現在があることを学びました。2020/06/25

魚京童!

25
デレン。どこ?グーグルが教えてくれない。というか何語?アイヌ語で検索できないのかな?ロシア語でそれらしいところが見当たらなかった。地図を見るとツィムメルマノフカ当たり?衛星画像みてもすごいところだよね。こんなところの生活ってどんな感じなのか想像すらできないよね。2020/07/28

絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく 

22
北海道なので間宮林蔵のことは知っているつもりでいましたが、絵本ですがかなり詳しく、そして分かりやすく書いてあります。松田伝十郎との対比、アイヌ民族は北海道以外にもいた(カラフトアイヌなど)。歴史の中のリアルな冒険にワクワクします。2019/06/15

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