内容説明
え~! どうして動くの? 見て、感じて、遊ぶ「動く絵画」の技法で浮世絵に挑戦。日本が誇るアートの極み浮世絵を、この本では、まったく新しい観点から「動く絵」として構成しました。マジックフィルムをのせると、写楽や北斎が動き出します! テキストは日本語と英語。絵だけにとどまらず、文でも世界中のひとに楽しんでもらえる本です。
著者等紹介
よぐちたかお[ヨグチタカオ]
與口隆夫。1968年、多摩美術大学デザイン科卒業。印刷会社勤務ののち、グラフィックデザイナー、イラストレーター、他い歩グラファーとして活動。特に「文字」と「絵」を複合させた表現を得意とする。これまでに多くの企業のシンボルマーク、ロゴタイプ、C.I.を手がける。朝日広告賞入選、第4回石井賞タイプフェイスコンテスト第一位など入賞多数
ビナード,アーサー[ビナード,アーサー][Binard,Arthur]
詩人。1967年米国ミシガン州生まれ。コルゲート大学で英米文学を学び、卒業と同時に来日、日本語での詩作を始める。詩集『釣り上げては』で中原中也賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく
16
葛飾北斎・東洲斎写楽などの名画(浮世絵ですが)ばかりを、マジックフィルムで動くようにみせる視覚絵本。コメントが笑えますが、きちんと浮世絵も紹介されています。写楽の『大谷鬼次の奴江戸兵衛』と、渓斎英泉の『美女競』がとくに好きです。2020/01/02
遠い日
13
付属のマジックフィルムで絵が動く。浮世絵も動くとまたいつもとは違った印象。けっこうポップに見えるから不思議。よぐちさんの文章に、アーサー・ビナード氏の翻訳英文付き。2015/10/26
あおい
12
付録のマジックフィルムを通して見ると絵が動いているように見える。蝶がヒラヒラと動く歌川重宣の「牡丹に蝶」強風で気が揺れる葛飾北斎「富嶽三十六/駿州 江尻」など面白かったです。2023/08/31
猪子
8
面白い!最初はマジックフィルムの使い方がわからなくて素早く上下に動かしてしまって、全然面白くなかったのですが、ゆっくり動かせばいいことに気づいてからは楽しい楽しい!すごく滑らかに動く!赤富士の仕掛けは感動したし、大谷鬼次の奴江戸兵衛や美女競は面白い。2018/04/18
絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく
7
『授業で役立つブックトーク』 https://bookmeter.com/books/5540025 より備忘録。【美術 テーマ 日本の文化に親しもう】オチケン!→仏果を得ず→あやつられ文楽鑑賞→うごく浮世絵!?→待ってる橘屋草子→定本 和の色事典→素晴らしい装束の世界→きもの文様図鑑→切り紙 もんきりあそび→サンカクノ二ホン2020/08/07
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