出版社内容情報
日本列島の古代史像は、大きく変わりつつある。地方・庶民の姿や各地域間の交流、中国・朝鮮半島との関係など多元的な歴史像を描く
内容説明
日本列島の古代史像は、大きく変わりつつある。遺跡の発掘調査、出土文字資料の研究成果などから明らかになった地方・庶民の姿や各地域間の交流に注目し、中国・朝鮮半島との関係もふまえて、多元的な歴史像を描く。
目次
列島古代の歴史文化―プロローグ
1 列島文化のあけぼの
2 古墳と大王の時代
3 飛鳥の朝廷
4 律令国家
5 平安の王朝
6 摂関政治
古代から中世へ―エピローグ
著者等紹介
佐藤信[サトウマコト]
1952年東京都に生まれる。1978年東京大学大学院人文科学研究科(国史学)博士課程中退。奈良国立文化財研究所研究員・文化庁文化財調査官・東京大学大学院教授等を経て、東京大学名誉教授・人間文化研究機構理事。博士(文学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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はちめ
9
日本古代の歴史シリーズ最終巻で旧石器時代から平安時代までの通史になっている。まあ通史なので権力者の変遷の推移などが中心になり面白いとは言えない。通史を確認したい時には便利だとは思う。なお、冒頭部分で、愛知県で発見された牛川人骨とされる骨について旧人と断定的に記述しているが、あまりにも無責任な記述だと思う。人類ではなく他の動物の骨だというのが通説ではないか。旧人が日本列島に存在した証拠はないと思うので。☆☆2021/10/10
takao
1
ふむ2020/11/18
Masataka Sakai
1
2000年を越えると言われる国の歴史をこんなに詳細に記録できている国家は他にはない2019/04/27
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