出版社内容情報
一家六人を失った戦災孤児が嫁いだ相手は落語家。噺家のおかみさんとしての苦楽、夫の死から子供達が巣立つまでを涙と笑いで綴る
内容説明
空襲で一家6人を失った下町の釣竿屋の娘は18の歳に貧乏噺家に嫁ぐ。やがて夫は当代一の人気落語家に―。林家三平未亡人が幼少時の戦争体験に始まり、三平との出会い、結婚生活、夫の闘病と奇跡の再起、そして夫の死後一家を支え4人の子供たちを巣立たせるまでを涙と笑いで綴る“おかみさん”の半生記。
目次
嫁入りまで
嫁・妻・母として
落語家のかみさん
わが家は大家族
夫・三平の周辺
夫そして姑の死
巣立って行った子供たち