内容説明
スモールさんは、ごじまんの自動車に乗ってドライブにでかけます。簡潔で明快な文章と絵が、「自動車に乗ること」を生き生きと描きます。「スモールさんの絵本」第1巻目です。
著者等紹介
わたなべしげお[ワタナベシゲオ]
渡辺茂男。1928年静岡市に生まれる。慶応義塾大学卒業。ニューヨーク公立図書館勤務、慶應義塾大学文学部教授を経て、子どもの本の仕事に専念
レンスキー,ロイス[レンスキー,ロイス][Lenski,Lois]
1893年オハイオ州(アメリカ)に生まれる。子どもの頃に絵を描き始め、オハイオ州立大学で、デザイン、レタリング、製図を専攻。その後、ニューヨーク、ロンドンで絵を学ぶ。挿絵を担当した作品も数多くあり、作品総数は90冊あまりにのぼる。1974年没(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
たーちゃん
31
スモールさんのレトロな車が可愛い。好きな車の本ということもあって最後まで真剣に聞いていた息子。タイヤを交換する場面では、タイヤを連呼していました。2020/01/24
みっくす
23
あひるさんがいるところで車を走るなんて想像すると楽しい。昔ながらの車。きっと当時はもっと大事に乗っていたんだろうなぁ。オープンカーにほろをつけるところで、子供時代に母が乗っていた日産パオを思い出しました。屋根がオープンするのがわくわくして、すごく好きだった。2018/11/24
けんちゃん
23
久しぶりにレンスキー作品。スモールさんは初読みです。初出は1934年、今とはかなり違う部分もある自動車です。ぶるるる、びーびーという車の音が聞こえてきそう。シンプルなイラストだけに、素直に自動車に向き合える感じがします。2012/02/09
ヒラP@ehon.gohon
21
スモールさんの生活を通して、ほのぼのとしてくる絵本です。 車に乗って出かけた道中であったことを淡々と描いているのですが、小さい子の好みにピッタリかも知れません。 絵がいいのでしょうか、とてもアットホームのような心地よさを感じました。2023/12/26
ひ ほ
21
車好きの孫に喜ばれました。ところどころよくわからないところもあるようですが、そんなことはお構いなし。2021/10/16