出版社内容情報
日々、恐怖と悲しみを体験しながら、レナは「希望」をすてることなく、戦争の終わる日までを綴っていく。(N-12)
<読んであげるなら>---
<自分で読むなら>小学高学年から
内容説明
爆撃はついに村まで迫り、レナの兄クリストフも召集され、村の若者たちの何人かが戦死した。医者であるレナの父は、患者をみて夜昼なく村内をかけまわり、敵軍捕虜の処遇に心をくだく。…日々、恐怖と悲しみを体験しながらも人間性への信頼を捨てることなく、レナは「希望」をもって戦争の終わる日までを綴っていく。小学校上級以上。
著者等紹介
レヒアイス,ケーテ[レヒアイス,ケーテ][Recheis,K¨athe]
1928年、オーストリアに生まれる。出版社勤務ののち、移民相談の仕事に従事。1960年に最初の北アメリカ訪問で、インディアンの生活にふれ、翌年『小さなワシと銀の星』を出版。以後、作家の道を歩む。『ナタイユへの道』『ウルフ・サーガ』など多数の著作があり、オーストリア児童文学賞、オーストリア国家賞など受賞も多い
一志敦子[イッシアツコ]
東京に生まれる。武蔵工業大学建築学科卒、一級建築士
松沢あさか[マツザワアサカ]
愛知県に生まれる。名古屋大学ドイツ文学専攻卒
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感想・レビュー
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- 和書
- ある放浪者の半生