福音館文庫
空白の日記〈下〉

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  • サイズ B6判/ページ数 285p/高さ 17cm
  • 商品コード 9784834019865
  • NDC分類 K943
  • Cコード C8297

出版社内容情報

日々、恐怖と悲しみを体験しながら、レナは「希望」をすてることなく、戦争の終わる日までを綴っていく。(N-12)

<読んであげるなら>---
<自分で読むなら>小学高学年から

内容説明

爆撃はついに村まで迫り、レナの兄クリストフも召集され、村の若者たちの何人かが戦死した。医者であるレナの父は、患者をみて夜昼なく村内をかけまわり、敵軍捕虜の処遇に心をくだく。…日々、恐怖と悲しみを体験しながらも人間性への信頼を捨てることなく、レナは「希望」をもって戦争の終わる日までを綴っていく。小学校上級以上。

著者等紹介

レヒアイス,ケーテ[レヒアイス,ケーテ][Recheis,K¨athe]
1928年、オーストリアに生まれる。出版社勤務ののち、移民相談の仕事に従事。1960年に最初の北アメリカ訪問で、インディアンの生活にふれ、翌年『小さなワシと銀の星』を出版。以後、作家の道を歩む。『ナタイユへの道』『ウルフ・サーガ』など多数の著作があり、オーストリア児童文学賞、オーストリア国家賞など受賞も多い

一志敦子[イッシアツコ]
東京に生まれる。武蔵工業大学建築学科卒、一級建築士

松沢あさか[マツザワアサカ]
愛知県に生まれる。名古屋大学ドイツ文学専攻卒
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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ぱせり

5
覚悟はしていたけれど、次々に苦難が押し寄せてきた。この苦しい日々はいつ終わるか。私は、ゴールは1945年の連合国によるオーストリア解放だと思っていたけれど、そんなに簡単なものではなかったようだ。独裁政権が破壊した大切なものは二度と元に戻らなかったし、いつまでも忘れることのできないものを置いていった。2022/01/11

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