たぐぼーとのいちにち (特製版)

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  • サイズ A4判/ページ数 19p/高さ 27cm
  • 商品コード 9784834019797
  • NDC分類 E
  • Cコード C8795

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

とよぽん

39
1959年発行、特製版は2004年第1刷。絵の背景色が各ページ鮮やか。移民船あるぜんちな丸を港の外へ引いて、お別れ。「さようなら。」「ありがとう、さようなら。」「おげんきで。」「さようなら。」と交わし合う場面がとても良い。2020/04/13

ベーグルグル (感想、本登録のみ)

27
以前タグボートが働いている姿を実際に見て、すごいなぁと思った事があります。小さいボートが貨物船をひいたり、港の外に大きな船を誘導しつて引っ張ったり、本当に縁の下の力持ちだなぁ。2018/01/19

ヒラP@ehon.gohon

23
柳原良平さんといえば、横浜港を思い浮かべます。 そしてウィスキーを飲みたくなります。 とてもオシャレな絵本で、豪華客船ではなく、縁の下の力持ちのタグボートを描いているところに魅力を感じました。 そのタグボートが送り出す船が移民船のあるぜんちな丸というところに目が止まりました。 ブラジルへの移民船として活躍した船で、2代目船舶でしょうか。 初代あるぜんちな丸は、太平洋戦争中に海軍に徴用されて、空母「海鷹」として改造された船だとか。2022/11/13

ochatomo

15
タグボートは、桟橋に着岸できない大きな船が沖に停泊しているところへ“はしけ”を連れていったり、桟橋から港の外まで大きな船を安全にひっぱったりする 初出はこどものとも1959年6月号 移民船あるぜんちな丸が当時最新最大の客船であったことに時代を感じる(純客船に改造し1972年にっぽん丸に改名、1977年解体) 絵は子どもの頃から船が大好きで模型を作ったり絵を描いたりしてきたという柳原良平さん(サントリーのアンクルトリスのデザインで有名) 文は詩人・フランス文学者・国語教育者の小海永二さん 特製版2004刊2020/04/20

クラムボン

13
芸術新潮「大人も読みたい絵本」で紹介されていた。文は全てひらがななので幼稚園児~小学低学年が対象か?でも柳原良平の絵は別物。対象年齢はありません。絵のセンスの良さは、大人だから、こそ感じるもの。特にタグボートの軌跡を上空から俯瞰で描いた構図はデザイン画のようだ。1959年の出版当時は大型船が接岸できる埠頭や大型クレーンは無かったと思う。そのためタグボートは艀(はしけ)を連ねて沖に碇泊する大型貨物船の荷物を岸壁へ運搬する手伝いもする。そして移民船《あるぜんちな丸》の登場に至っては時代の推移を感じる。2023/05/19

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