出版社内容情報
王妃になった最凶魔女様まさかの大ピンチ!
リンデンツ王国の王妃ナユラは、見た目こそ若い美女だが、長い時を生きる正真正銘の魔女である。十年ほど前、王国の兵士によって捕縛され、棲んでいた北の森から王宮へ連れてこられたナユラは国王と結婚し、前王妃の遺した五人の王子たちの継母となった。
しかし問題はここから。この優秀でややヤバい性格をした王子たちは、実はいまだ誰ひとりとして結婚していないのだ。「やはり母の私が悪名高い魔女だから縁談に悪影響が…」とナユラは嘆くが、真実は異なる。王子たちはナユラを誰より愛していて、ゆえに全員が全員、令嬢たちと結婚も婚約もしたがらない!
そんなある日、ナユラたちのもとへ、王子の婚約者候補のひとりである令嬢フレイミーが『英雄王ドルガーの予言書』なる本を持ち込む。ドルガーは二百年も前の王で、悪魔と契約して国に豊穣をもたらしたといわれている。とっくに死んでいる歴史上の人物で、ナユラとも知り合いだった。
突如、その王の呪いらしき力が発動し、幼い子供に逆行したり、性格が激変したり、中身が入れ替わったり、性別が変わったりと、王子たちは大混乱。さらにはナユラも魔力が使えなくなってしまい…!? 人気シリーズ第2弾!
内容説明
リンデンツ国の王妃ナユラは、見た目こそ若い美女だが長い時を生きる魔女。十年ほど前、国王と結婚して前王妃の遺した五人の王子の継母になったが…問題はここから。ナユラは気づいていないが、王子たちは彼女を愛するあまり誰も他の令嬢との結婚や婚約をしたがらないのだ。ある日、王宮に『英雄王ドルガーの予言書』が持ち込まれる。ドルガー王は悪魔と契約し国に豊穣をもたらした伝説の人物だ。直後、この王の呪いが発動し、王子たちは子供に逆行、性格激変、中身が入れ替わったり性別が変わったりと大混乱に。更にナユラも魔力が使えなくなり…!?
著者等紹介
宮野美嘉[ミヤノミカ]
広島県出身。第五回小学館ライトノベル大賞ルルル文庫部門ルルル賞を受賞し、2011年デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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