ヘスースとフランシスコ―エル・サルバドル内戦を生きぬいて

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  • サイズ A5判/ページ数 229p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784834018851
  • NDC分類 K302
  • Cコード C8095

出版社内容情報

中米の小国、内戦下の難民キャンプで出会った3歳の少女の成長と暮らしぶり、それをとりまく社会の変貌を20年にわたって追った入魂のルポルタージュ。

<読んであげるなら>---
<自分で読むなら>小学高学年から

内容説明

難民キャンプで育った少女と、もと少年ゲリラ兵―ふたつの人生がめぐりあい結ばれる物語に、民衆の現代史がくっきりと浮かびあがる。二十年にわたる取材が結実した、心打つフォト・ルポルタージュ!小学校上級以上。

目次

1 難民キャンプの神様(小さな神様との出会い/一九八二;エル・サルバドル再び/一九八四‐八五;大攻勢の中で/一九八九‐九〇;内戦の終結/一九九五・一九九七;大地震に見舞われて/二〇〇一)
2 ふたつの軌跡
3 内戦の子どもたちはいま(サン・サルバドルで;首都を離れて;難民キャンプの今日)
4 ヘスースの結婚式

著者等紹介

長倉洋海[ナガクラヒロミ]
1952年、北海道釧路市生まれ。写真家。1980年よりアフリカ、中東、中南米、東南アジアなど世界の紛争地を訪れ、そこに生きる人々を見つめてきた。写真集に『サルバドル―救世主の国』(日本ジャーナリスト会議奨励賞/宝島社)、『マスード―愛しの大地アフガン』(第十二回土門拳賞/新装版・河出書房新社)、『人間が好き―アマゾン先住民からの伝言』(産経児童出版文化賞/福音館書店)など
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