出版社内容情報
なぞをとくのが得意なお姫様に、ファンシュとその友人は絶対とけないなぞを作って挑戦します。表題の話のほか、冒険の話、笑い話など、全部で11編を収めたフランスの昔話の本。
<読んであげるなら>---
<自分で読むなら>小学中学年から
内容説明
小学校中級から。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく
10
フランスの昔話 『 小さな半分のおんどり / 金の星とろばの耳 / プチジャンとかえる / かぜひきたちが聖ゲルリュションさまへおまいりにいく / 船長とへび / お百姓トロメと悪魔 / 青い鳥 / けちんぼうのおばさん / 世界の馬 / ジャネットの婚約者 / なぞとき名人のおひめさま 』の11話。小さな半分のおんどり以外知らないお話でした。2020/08/16
花林糖
7
(図書館本)フランスの昔話・短篇11話。お気に入りは「船長とへび」「けちんぼうのおばさん」「ジャネットの求婚者」。2015/08/12
のん@絵本童話専門
1
ペロー童話ではない、フランスの昔話集。ほぼ読んだことのない話だったが、眠り姫やシンデレラ、ブレーメンなど、どこかで読んだ民話の類話が大部分を占める。そもそもグリム童話もフランス系の話し手から収集しているし、昔話の特性で似るのは当然だと言えるけれど。短編がほとんど、あまり紆余曲折を経ずすっとおしまいにたどり着く作品が多い。残酷さも少なく、低年齢から読みやすいお話集。船長とへび、けちんぼうのおばさんが好きだったかな。2024/03/12