出版社内容情報
海の中では、生きものたちはどんな暮らしをしているのでしょうか。年間150日を海にもぐる水中写真家が、魚貝類、海草、海岸動物の不思議な生態を1800枚の写真で紹介します。
<読んであげるなら>---
<自分で読むなら>小学低学年から
内容説明
海の中にはふしぎがいっぱい詰まっている。1800枚の写真で見る海の生きものの生態。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
遠い日
6
子どもたちと楽しんだ本。上の子の愛読書&蔵書。『昆虫記』と同じように、月ごとのカレンダー方式で記事をまとめている。読んでいくと、海のなかの四季がよくわかる。ふだん、じっくり魚の顔など見ないものだが、実に個性的で楽しい。その形、色のふしぎさにも魅せられる。好きな魚だったのか、興味があって読んだのか、所々、ページを折ってあって、子どもが過ごした時間を覗き見た気分。2013/04/30
わらび
3
図書館で借りました。読んだというよりは見た。絵の参考資料やらなんやらでした。返却期限が近づいているので一度返しますが、またじっくり読みたい。特徴別に分けて紹介されているものが多いので見やすかったです。ケンサキイカの幼生ってきらきらしてて綺麗ですね。2015/04/10
ロピケ
3
美しい表紙に魅かれて借りようと思ったものの自分はもう目一杯で、子供に見せたら一発で気に入って借りてくれました。家に帰って子供と一緒に眺めましたが、予想以上に面白いし、このほとんどが伊豆の海で撮られたものと知ってさらに驚きました。カナヅチながら海の中に潜ってキュウセンがイザリウオに飲み込まれるのを見たり、アンボイナガイの「恐怖のラッパ口」に目をくぎ付けになったりしているような感覚を楽しめました。小林さんもいたずら好きなのでしょうか?ホタテの上にヒトデを乗せてホタテの逃げ出す様子を撮っておいてくれたので子供が2010/02/13
のん@絵本童話専門
1
植物記同様、こちらもとても面白かった!変化や動きをコマ割りのように収めた写真が好き。例えば、ヤドカリが自分と共にイソギンチャクを引越しさせたり、貝が魚を食べたり、サンゴの産卵、イカやタコやサメの孵化、タツノオトシゴの出産…とりわけ、キンセンイシモチのオスが口の中で卵を孵化させるのなんて驚きで、すごくクリアな写真に感動!動物たちが鏡の自分は大抵敵だと勘違いするとはよく聞くが(実は豚が賢い)、鏡に出会った魚たちってのもまた面白いなあ。2024/10/31
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