出版社内容情報
満月の夜、あたごの浦の砂浜に魚達が集まって、演芸会を開きます。たいやたこ、ふぐやかれいが、とっておきのかくし芸を披露します。魚達のはやし声もにぎやかで愉快な讃岐の昔話。
<読んであげるなら>3才から
<自分で読むなら>小学低学年から
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
KAZOO
129
あまり話の筋などはないような感じの絵本ですが、見ていて笑ってしまうようなほのぼのとした気持ちにさせてくれます。さかなやタコがかみしばいのような感じで楽しませてくれます。子供が喜びそうな感じです。2016/11/10
千穂
33
海のいきものたちのにぎやかな演芸大会。妙々々々々々って囃し立てるいきものたちがなんとも楽しげ。作者脇和子さんの出身地香川県の昔話だそう。2019/06/27
gtn
29
月夜の晩に砂浜で魚の宴があったという伝承。つまり、一切手を出さず、夜が明けるまでその光景を眺める人がいたということ。何とものどかな話。2022/06/20
新田新一
19
お月さまのきれいな晩に、大きなたこが海から上がって、畑のなすびを食べ始めます。鯛や他の魚も上がってきて、にぎやかな演芸会が始まりました。それぞれの魚がかくし芸を披露して、大いに盛り上がります。奇想天外なお話と民話風の絵が素晴らしくて、読んで良かったと感じる絵本でした。2024/02/01
かおりんご
18
昔話?自分をなにかに見立てて遊ぶのって面白いんだけど、生き物たちの方言がちょっと難しい。2017/08/12